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〈陣営を追う〉愛媛2区 村上氏、実績訴え組織固め 岡平氏「民主推薦」強調

2009年8月26日

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 「7期23年の経験と実績、人脈を皆さんに使っていただきたい」。松山市中島(旧中島町)の大浦港で24日、自民前職の村上誠一郎氏(57)=公明推薦=が集まった支援者に訴えた。1区では特定候補を応援しない中村時広・松山市長が同行し、「合併の時、大臣として世話になった村上さんだけは応援する」と島民に呼びかけた。この日、チャーター船に乗った村上氏は、旧中島町と今治市関前、上島町の島々を回った。

 村上氏は衆院解散後、4市5町に及ぶ選挙区内の旧町村ごとに20回を超す国政報告会や街頭演説会を開き、1日平均70以上の企業を訪ねた。「『顔が見えない』と地元の支持者に怒られるが、仕事場は東京。さぼっているわけではない」と言い、精力的に支持者回りを続けている。

 自民への逆風が伝えられる中、衆院議員だった父の故信二郎氏の時代からの支援者と旧市町村ごとの党支部、建設や農業、医師会など業界団体、造船会社など支持組織の引き締めを図る。村上氏は「財政、教育、外交の大切さと、野党政権ではそれらが崩壊するという訴えを分かってもらえている」と話す。

 「ねじれているのは衆議院。2枚目のイエローカードで自公政権を退場させよう」。社民新顔の岡平知子氏(51)=民主、国民新推薦=が24日、伊予市で開いた演説会で、与野党が逆転した07年参院選で初当選した元Jリーガー友近聡朗参院議員が訴えた。友近議員は衆院の解散前から岡平氏を支援している。

 岡平氏は昨年4月に立候補表明。以来、選挙区内を3巡し、人が暮らす東中予の23島すべてに足を運んだ。衆院解散後は「民主党推薦」を強調し、同党の宣伝カーにも乗り込んだ。

 NPO活動やミニFM局の運営、趣味のダンスなどで築いた人脈を通じ、支持層の拡大に努めてきた。連合愛媛傘下の労組のほか、連合傘下でない造船会社労組、中小企業経営者、旧特定郵便局長らでつくる郵政関係の団体などに支援を求めている。

 岡平氏は「地域の現場を回り、年金、医療、子育ての政策立て直しに強い期待を感じる。この2区でも『政権交代』を果たしたい」と話す。

 無所属新顔の楠橋康弘氏(40)は公示5日前に立候補を表明した。今治青年会議所理事長や県議時代などの人脈を生かし、公示後早々に選挙区内すべてのポスター掲示場に選挙ポスターを張り終え、連日、選挙カーで島しょ部から山間部まで回り、4人の候補者の中で最も若い自身への支持を訴えている。「40代前後の経営者を中心に反応がいい」と陣営幹部。

 楠橋氏は「地域密着の顔の見える政治家として地元の声を国会へ届ける実行力は誰にも負けない」と話す。

 諸派新顔の森田浩二氏(49)は、宗教団体「幸福の科学」の信者らを中心に選挙運動を展開し、北朝鮮のミサイルへの対処などを訴えている。

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