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《注目・岐阜1区》自民分裂再び、現職閣僚に危機感

2009年8月18日19時54分

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 「激戦の中の激戦。自民を立て直す勇気と志を持って、政治生命をかけて頑張り抜きたい」

 岐阜1区の自民前職で消費者行政相の野田聖子氏(48)は、岐阜市の事務所前で第一声を上げた。今回は自民の公認を受け現職閣僚でもある。郵政民営化に反対して離党に追い込まれ、無所属で自民公認の「刺客」候補と戦った前回05年の衆院選のときよりは条件がいいはずなのに、かつてない危機感が漂う。

 公示直前に地元・岐阜市の自民県議だった笠原多見子氏(44)が離党。同区の民主新顔、柴橋正直氏(30)を応援することを明言し、笠原氏自身も比例東海ブロックの民主から単独立候補した。

 野田氏は「まったく関係ない。ほんの一部の動き」と表向きは強気だが、全国を応援に駆け回るはずだった当初の予定を変更し、選挙期間中はほとんど地元に張り付く。選対幹部は「50件以上の応援要請が来たが、ほとんど断った」と打ち明ける。

 一方、2度目の挑戦になる柴橋氏は、自民分裂という「追い風」を味方に、無党派層の支持拡大に狙いをつける。岐阜市の事務所前での第一声では「争点はただ一つ。今のままでいいのか、だめなのか。いよいよこの国を変えようという熱気に満ちあふれている」と訴えた。笠原氏も応援に駆けつけた。

 岐阜県内の小選挙区で唯一、共産から立った新顔の鈴木正典氏(45)は、岐阜市の事務所前での第一声後、街に繰り出して「自公政権の悪政を終わらせるために全力を尽くす。国民が主人公の政治を目指す」などと訴えた。

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