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開票33分、全国最速狙う 愛知・吉良町選管

2009年8月21日7時1分

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写真ダミー票を使って開票作業の予行演習をする職員ら=20日、愛知県吉良町役場

 一昨年夏の参院選で、愛知選挙区の開票作業を38分で終了させた愛知県吉良町が、今回の衆院選小選挙区の開票作業をさらにスピードアップさせ、わずか33分で終わらせる「燦々(さんさん)プロジェクト」を立ち上げ、20日に本番さながらの開票シミュレーションをした。同町の有権者は約1万8千人。町選挙管理委員会の鈴木義宏書記長は「県内トップはもちろん、投票者数1万以上の全国自治体で、開票時間トップを目指す」と意気込んでいる。

 町選管によると、「開票時間のスピードアップは経費節減と職員の意識改革につながる」として、前回参院選で「選挙区55分」という「ゴーゴープロジェクト」に初めて取り組んだ。「役場の縦割りの弊害をなくし、横の連携が強化される効果もある」として、衆院選ではさらなる時間短縮を目指すことになった。

 開披台や点検台などは立ったままで迅速に作業できるように15センチかさ上げして高さ90センチにした。机も票の移動距離が少なくて済む配置にした。「1秒でも無駄にしないように工夫した」という。

 この日のシミュレーションは、30日の開票日に予定している職員の半分の43人が運動靴とアロハシャツ姿で臨んだ。1万2千枚の模擬投票用紙を使って33分に挑戦したが、計数機に用紙が詰まるトラブルもあり、開票時間は36分44秒だった。

 前回参院選の選挙区の開票時間38分は県内自治体では断トツの速さ。全国でも1万票以上の自治体で3位だった。「全国には投票者数が300票くらいの村もある。できれば30分を切って、1万票以上の自治体での最速を目指したい」(町選管)という。27日に再度、シミュレーションをして、万全の態勢で本番に臨む方針だ。(連勝一郎)

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