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《注目・石川2区》横綱相撲かなぐり捨てた戦い

2009年8月18日19時0分

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 「男より女がいいだろう、若い方がいいだろう、民主党がこういう基準で選んだとしたら逆差別だ。そんなこびを売るような選挙なら、どこかの劇場でなさった方がいい」

 石川2区の自民前職、森喜朗氏(72)は18日、小松市の神社で開いた出陣式で民主新顔の田中美絵子氏(33)への対抗心をむき出しにした。隅々まで張り巡らせた後援会組織で当選13回を誇る元首相も今回ばかりは逆風に危機感を募らせ、地元に張りつく。

 河村たかし・名古屋市長の衆院議員時代の秘書で、派遣契約の添乗員の経験を持つ田中氏。スーパー前や街角でこまめに街頭演説を重ね、「庶民のための政治を」「チェンジで頑張ります」と訴える。立候補表明は昨年9月だが、衆院解散が延びる間に知名度も高まり、民主への追い風で勢いに乗る。

 森氏の陣営が意識するのは、07年参院選で「姫の虎退治」と注目された元自民党参院幹事長の片山虎之助氏の落選。森氏は「最後のご奉公のつもりで石川県のため日本のため尽くしたい。スーパーの前で立っている人にはそれができない」などと繰り返し、「横綱相撲」をかなぐり捨てた戦いぶりだ。

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