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「ごめんね解散」「やぶれかぶれ解散」…命名集(下)

2009年7月22日0時33分

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 ■劣勢解散/福本ヒデさん(「ザ・ニュースペーパー」)

 小泉さんの「郵政=優勢解散」に引き換え、麻生さんは厳しい支持率の中で、なんとか自分の手で解散を成し遂げたという感じ。安倍さんと麻生さんを演じていますが、同じ低支持率でも、安倍さんは次々大臣が問題を起こし、年金問題も発覚するなど、どこか被害者的。一方、麻生さんは自分で失言をしたり、読み間違いをしたり、と自ら招いた加害者感があった。

 ■ごめんね解散/上杉隆さん(ジャーナリスト)

 小泉純一郎元首相が郵政解散で勝利をおさめたあと、安倍、福田、麻生と、権力闘争に慣れていない人気頼みのひ弱な二世、三世の首相が続き、自民党の弱体化を加速させた。麻生さんは、いつかもっと支持率が上がるのではと期待し、タイミングをつかめないまま、最悪の状況で解散した。両院議員懇談会では、反省しおわびをしたが、議員の士気は下がる一方だ。

 ■やぶれかぶれのなんとでもなれ解散/野中広務さん(自民党元幹事長)

 ひとつの組織が崩れていくのを実感する。今回の解散にはなんの張り合いもなく、政治の一時期を担ったものとしてむなしい。自民党は派閥政治の限界が来た。民主党も思想的に寄せ集めで憲法9条など肝心な点ですり合わせができていない。戦争をする国なのか、しない国なのか。政治家は目先の利益ではなく、国の形を考え、行動すべきだ。

 ■無理心中解散/佐高信さん(評論家)

 麻生内閣は本来、さっさと政権を野党に譲り渡すべきだったのに、解散を先延ばしし、国民生活を道連れにして「無理心中」をはかった。05年総選挙は、小泉元首相が強引に郵政民営化をテーマにしぼった。それには問題があるが、それにしても麻生首相はいまごろになって「私は民営化に賛成じゃなかった」と言う。そういう人が政治家をやっていてはいけない。ただ民主党の中にも賛成した議員はいる。民営化が正しいことだったのかどうか、有権者は民主党にもつきつけなければならない。

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