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新党「みんなの党」、渡辺喜美氏が結成 計15人擁立へ

2009年8月8日20時38分

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写真「みんなの党」結党で記者会見する渡辺喜美代表=8日午後、東京都千代田区、相場郁朗撮影

 渡辺喜美元行革相は8日、東京都内のホテルで記者会見し、新党「みんなの党」の結成を発表した。渡辺氏が代表に就き、「脱官僚、地域主権、生活重視」を3本柱とする衆院選マニフェスト(政権公約)を公表した。党務担当役員に無所属だった江田憲司前衆院議員、政策担当役員に民主党を離党した浅尾慶一郎参院議員を起用。衆院選には公認候補13人、推薦候補2人の計15人を擁立する。

 渡辺氏は「自民は官僚依存、民主は労組依存とすれば、真に改革のできるのは我々だ」と語り、官僚主導の政治を打破して無駄を徹底的に排除する考えを示した。

 公約には国家公務員の10万人削減や、480人の衆院議員を300人、242人の参院議員を100人に減らすことを明記。権限・財源・人員を大幅に地方へ移す「地域主権型道州制」とあわせ、今後7年以内に実現するとした。官邸に「霞が関改革会議」を設けて政治家や民間人を100人以上登用し、「脱官僚」を目指す姿勢を鮮明にした。

 渡辺氏は「民主党が衆院で過半数を取っても(過半数に達しない)参院の状況は変わらない。我々が触媒となって政界再編の動きが起きる」と強調。衆院選後に「霞が関改革」を掲げ、政界再編を目指す意欲を示した。民主党との関係について「鳩山代表、菅直人代表代行と選挙を除いて協力していこうと確認している」とする一方、自民党については「補完勢力にはならない」と明言した。

 渡辺氏は今年1月に自民党を離党。新党結成を目指してきたが、小選挙区制のもとで現職議員の参加者集めは難航。自民党に離党届を出した山内康一、離党した広津素子両前衆院議員を含め、今月に入ってようやく公職選挙法で政党と認められる国会議員(衆院前職を含む)5人以上との条件をクリアした。ただ渡辺氏以外のメンバーには強い地盤がなく、どこまで議席を確保できるかが焦点だ。(内田晃)

◇「みんなの党」が8日発表した衆院選の公認・推薦候補は以下の通り。(敬称略)

 【公認】秋田2区・佐々木重人▽福島4区・小熊慎司▽栃木3区・渡辺喜美▽千葉4区・野屋敷いとこ▽同5区・田中甲▽同6区・小平由紀▽神奈川4区・浅尾慶一郎▽同8区・江田憲司▽同18区・藤崎浩太郎▽東京15区・柿沢未途▽静岡1区・佐藤剛▽佐賀3区・広津素子▽選挙区未定・山内康一

 【推薦】富山3区・柴田巧▽愛媛4区・桜内文城

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