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北海道12区・武部氏、「自民、解党的出直しを」陳謝

2009年8月31日1時32分

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写真北海道12区で落選し、支持者らに頭を下げる武部勤氏=30日午後8時48分、北海道北見市、葛谷晋吾撮影写真比例区で復活当選し、万歳する武部勤氏=北見市、葛谷晋吾撮影写真比例区で復活当選を決め、花束を受け取る武部勤氏=北見市、葛谷晋吾撮影

 日本最北で最も広い北海道12区では、自民前職・武部勤氏(68)が小選挙区で落選となった。その後比例で復活当選したが、同氏は午後8時45分ごろ、事務所で支援者らに「敗因は私の力不足。風という雪崩現象があった。自民党は解党的出直しをしなければならない」と陳謝した。

 4年前の郵政総選挙の投開票日は、当時の小泉首相とともに党本部で歴史的圧勝を喜んだ。その後は小泉氏の「偉大なるイエスマン」を自称。小泉チルドレンの後見人役を務め、「麻生降ろし」の中心人物ともなった。

 そうした行動に批判が集まった。選挙戦では「オホーツク武部党」を唱え、ポスターには「いま、頑張らないでどうする」というスローガンを掲げたが、結果的に自身を鼓舞するだけに終わった。

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