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総選挙後の初閣議、敗因を語る会に 傷だらけの全員当選

2009年9月1日11時28分

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 総選挙後では初の閣議が1日、開かれた。閣僚は苦戦しながらも全員当選。だが与党が大敗し政権交代が間近とあって、複雑な表情を浮かべながら敗因を語った。

 麻生首相は閣議後の閣僚懇談会で「閣議のメンバー全員が帰ることができて本当によかった」とねぎらい、「選挙は厳しい結果になった。新政権に引き継ぐべきことはしっかり引き継ぎ、政策で必要なものは党に帰って実現に努力しよう」と呼びかけた。

 選挙区では落選し、比例区で復活当選した甘利行革相は閣議後の会見で「最後の最後まで党内のゴタゴタで国民の怒りを真摯(しんし)に受け止めることができなかった」と敗因を分析。首相側近を自認する甘利氏だが、特別国会の首相指名投票で麻生氏の名前を書くかどうかは「慎重に考えた方がいい」と述べた。

 同じく復活当選した与謝野財務相は「小泉内閣が終わったときに人気先行型で総裁選挙をやったことが国民の失望を買った」と指摘した。

 次期自民党総裁に推す声もある舛添厚生労働相は「どんな嫌いなやつでも能力中心に選ぶべきだ。お友達とか親しいとか、そういう観点が優先されたときには緊張感が欠けますね」と「お友達」を閣僚などに登用した安倍元首相と麻生首相を批判。首相指名については「あいつの名前を書きたくないというレベルの話をしていたのでは、党はよみがえらない」と語った。

 選挙区で当選した石破農水相は「民主党の勝利というより自民党の敗北」と指摘。比例で復活当選した塩谷文部科学相は選挙前、会見で民主党の優勢について「目先のお金につられて、皆そういう雰囲気になったのかなというような気がします」と述べていたが、この日も「それも一つの要因。言い方が適切かどうか分かりませんけど」と語った。

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