新議員一人ひとりの名前がていねいに書き込まれていく=2日午後、東京都台東区、相場郁朗撮影
16日召集の特別国会を前に、衆院本会議場の議員席に取り付けられる名札(議席標)の名前書きが、東京都台東区の漆器店「ぬしさ製作所」でスタートした。
議席標は黒い四角柱で高さ約25センチ。4面に白いエナメル塗料で、158人の新顔に加え元職の議員名が次々と書かれていく。採決に使われる「投票札」も加えると、のべ約1万3千人分の名前を書く。
同製作所では、作業場に9人の書家が座り、朝9時から夜10時まで、一部は泊まり込みもしながら約1週間かけて仕上げる予定だ。