自民党茨城県連は7日、総選挙と同日の知事選でいずれも大敗した責任を取り、山口武平会長(88)の辞任を正式に決め、後任の選出方法として党員投票を実施すると発表した。自民の都道府県連のトップを選挙で決める制度は全国でも珍しい。執行部の一人として辞意を表明した県連の海野透幹事長は「出直しのため、開かれた党をアピールする必要がある」と説明した。
会長選に立候補できるのは県議か国会議員。山口氏と同時に退く副幹事長級以上の11人に、被選挙権は認めない。今月28日投票の自民総裁選に合わせて実施する方向で調整している。