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比例区、県出身の4候補 組織票も地元票も

2010年6月26日

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 参院選のうち、比例区は全国の有権者から票を集める。候補者は全国的な業界団体の支援による組織票を狙うが、地元票の存在も大きい。県出身の候補者4人は、「全国の中でも、地元で特に多くの票を獲得したい」などと意気込んでいる。

 JR仙台駅東口。自民党の前衆院議員、中野正志氏(62)は24日、涙声で訴えた。「これで負ければ私の政治生活は終わります。何としても国会で働かせて下さい」。昨夏の衆院選宮城2区で落選。地元から多く得票しての再起を目指す。

 業界票も狙う。4月、東京の自民党本部で大島理森党幹事長とともに会ったのは旧国鉄・JRのOBら「ときわ会」幹部。支援の約束を得た。JRとの関係は長い。中野氏が秘書をした三塚博・元運輸相は国鉄民営化に尽力。自身も衆院議員時代、JRの国鉄債務の追加負担を求める法案に反対した。名古屋のときわ会関係者を訪れた際は「応援に燃えていますよ」と励まされたという。

 日本看護連盟が擁立したのは旧中新田町(現加美町)出身で自民党公認の新顔、高階恵美子氏(46)だ。

 看護師で元看護協会役員。18日に仙台市内であった決起集会で、大勢の関係者を前に「全国137万人の看護師の悲鳴が聞こえます」と述べ、環境改善や社会福祉の充実などを力説した。

 地元票も重視する。身長168センチと長身の高階氏は「中新田のコメを食べて育ち、こんなに大きくして頂きました」と笑いを誘いつつ、来場した関係者の地域を一つ一つ挙げて謝辞を述べた。

 元全国農協青年組織協議会会長で、自民党から出るのは栗原市出身の新顔・門伝英慈氏(47)だ。22日、栗原市のJAで約200人を集めて決起集会をした。後援会関係者は「厳しい中、こんなに集まってほっとした」。

 県農政連は今回、与党民主党に配慮して門伝氏の推薦を見送った。個人の判断で後援会長に就いた県農政連の木村春雄会長は「栗原市こそ門伝君の地元の中の地元。宮城県で一番票数を集めなくては」とあいさつ。門伝氏と他県の農協も回り、支持を訴える。

 民主党公認で再選を期す登米市出身の大石正光氏(65)。父の故大石武一・元環境庁長官時代から地盤の登米市で5日、小雨の中で決起集会があった。

 元衆院議員だが、2003年の総選挙で落選し、04年に参院議員になった大石氏は、地元票を重視する。

 「県北で政権与党の議員は自分しかいない。また6年間、ぜひ古里のためにがんばらせてもらいたい」と、深々と頭を下げた。(安仁周、田伏潤)


候補者データベース

主な政治日程

6/16(水) 通常国会閉会
6/24(木) 参院選公示
7/11(日) 参院選投開票

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