手塚治虫文化賞

 

▼ 最新情報

 第19回手塚治虫文化賞 新しい選考委員が決まりました(2014.12.09)

 マンガ大賞の羽海野チカさん対談が朝日新聞出版ウェブサイト「dot.」にアップされました(2014.6.13)

 羽海野チカさんによるマンガ大賞受賞記念イラストをアップしました(2014.06.03)

 第18回手塚治虫文化賞 贈呈式のようすをアップしました(2014.05.30)

 第18回手塚治虫文化賞 選考結果(2014.04.30)

【NEW】 第19回手塚治虫文化賞 新しい選考委員が決まりました

 2015年で第19回を迎える手塚治虫文化賞の新しい選考委員は次の方々です。

■第19回 手塚治虫氏文化賞 選考委員=敬称略、50音順

あさのあつこ 作家
里中 満智子 マンガ家
中条  省平 学習院大学フランス語圏文化学科教授
中野  晴行 まんが編集者
ブルボン小林 コラムニスト
南   信長 マンガ解説者
みなもと太郎 漫画家・マンガ研究家
ヤマダトモコ マンガ研究者・明治大学米沢嘉博記念図書館

 

以上の8人に朝日新聞社から取締役編集担当と東京本社報道局文化くらし報道部長の2人が加わります。

 

 

デビュー後初! 羽海野チカさん 幻の対談をサイトで再現

朝日新聞出版ウェブサイト「dot.」

 第18回度手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の受賞記念として、羽海野チカさんとヤマザキマリさんの公開対談が行われた。羽海野さんにとって、公の場での対談は初となった。対談相手のヤマザキさんは、羽海野さんの親友で、自身も『テルマエ・ロマエ』で第14回の同賞短編賞を受賞。貴重な対談をほぼ全文の形で紹介する。
【→続きはこちら:朝日新聞出版ウェブサイト「dot.」】





「子どものそばにいるマンガ描けたら」 手塚治虫文化賞大賞・羽海野さん

 第18回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の贈呈式が5月30日、東京都内であり、受賞者が個性あふれるあいさつで喜びを語った。

羽海野チカさんによる受賞記念イラスト 「3月のライオン」でマンガ大賞を受賞した
羽海野チカさんによる受賞記念イラスト。
自画像のキャラクター(左)と手塚治虫の
ユニコが並ぶ

 マンガ大賞「3月のライオン」の作者・羽海野(うみの)チカさんは「子供の頃、手塚治虫先生の『リボンの騎士』のドレスや動物たちがかわいくて、カレンダーの裏や広告の裏にマネして描いた。その手塚先生の名前がついた賞は本当にうれしいです」と話した。

 「私は子供の頃、人の前に立つことが怖くてできない子供でした。でもいつもマンガがそばにいてくれた。今度は私が、そんな子たちのそばにいてあげられるマンガを描けたらいいな、と思います」

 「みつあみの神様」などの作品で新生賞に選ばれた今日マチ子さんは、俳優の青柳いづみさんを代理で登壇させた。贈呈式で青柳さんを今日さん本人と紹介してもらうつもりだったと明かし、「私はウソが好き。マンガを描くことはあらゆるウソを自在に渡り歩くことです。『ウソ』を掘り続けて『本当』に届くことができるように、これからも描き続けていきます」。

 「オンノジ」などで短編賞を受賞した施川ユウキさんは「手塚先生が『ブラック・ジャック』を描いた少年チャンピオンに、若さに任せ落書きのようなマンガを投稿したのが約16年前。優秀な編集者やたくさんの読者のおかげでいただいたこの賞は、マンガ家人生で最上の栄誉です」。

 「まんが道」と続編「愛…しりそめし頃に…」が特別賞に選ばれた藤子不二雄(A)さんは「僕は今年80歳。リタイアして田舎暮らしでもしようかと思っていましたが、賞をもらって少しパワーアップしたので、もうちょっと頑張ってみようかな」とあいさつし、会場から大きな拍手を浴びた。

 朝日新聞デジタル会員による投票で読者賞に決まった「宇宙兄弟」の作者・小山宙哉さんは「現在23巻と長く続いている作品ですが、読者の方が変わらずこうして評価して下さったことを、ありがたく思います」とあいさつした。

 ◇朝日新聞文化くらし報道部のマンガ担当、小原篤記者も記者ツイッターで手塚治虫文化賞についてつぶやいています。 【→小原篤記者のツイッターはこちら】

 ◇朝日新聞出版ウェブサイト「dot.」でも手塚治虫文化賞贈呈式の記事が読めます。羽海野チカさん受賞スピーチ、羽海野さん×ヤマザキマリさん対談の詳しい内容も近日公開予定。 【→朝日新聞出版ウェブサイト「dot.」】


第18回手塚治虫文化賞 贈呈式

第18回手塚治虫文化賞 贈呈式

「この場に立ててとてもうれしい」 マンガ大賞の羽海野さん
東京・築地で手塚治虫文化賞贈呈式

 第18回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の贈呈式が30日、東京・築地の浜離宮朝日ホールで開かれました。約400人の観客を前に、今回のマンガ大賞に選ばれた「3月のライオン」の作者、羽海野チカさんに、鉄腕アトムのブロンズ像と副賞200万円が贈られました。

 ブロンズ像を手に受賞者あいさつに立った羽海野さんは、「手塚先生の名のついた賞をいただき、この場に立てて、とてもうれしいです」と緊張の面持ち。「リボンの騎士」をまねてたくさんの絵を描いた子ども時代を振り返り、「私は小さいころ人の輪に入れない子どもでしたが、マンガはいつもそばにいてくれました。これからも子どもたちのために一生懸命描いていきたい」と話しました。

藤子不二雄Ⓐฺさん

 「オンノジ」などで短編賞を受けた施川ユウキさん、「まんが道」「愛…しりそめし頃に…」で特別賞を受けた藤子不二雄Ⓐฺさんには、それぞれ鉄腕アトムのブロンズ像と副賞100万円が贈られました。

 施川さんは受賞について「マンガ家になって人生最高の栄誉なことと思います」と述べ、藤子不二雄Ⓐฺさんは「80歳になり、そろそろ仕事をリタイヤしようと考えていたが、この賞でパワーをもらった。もうちょっと頑張ってみようと思う」と話し、客席から温かい拍手が贈られました。

 今回設けられた特別企画の読者賞に選ばれた「宇宙兄弟」の作者、小山宙哉さんには記念の盾と副賞10万円が贈られました。書店や評論家らマンガ関係者から推薦を受けた20作品のなかから、朝日新聞デジタル会員によるネット投票で1位に選ばれました。小山さんは「アニメ映画化に伴う作業で、連載は現在中断しているが、再開後は読者のみなさんの期待を裏切らないような漫画を描いていきたい」と読者の支持に感謝を述べました。

小山宙哉さん

 「みつあみの神様」などで新生賞を受けた今日マチ子さんは代理受賞となり、鉄腕アトムのブロンズ像と副賞100万円が贈られました。

 贈呈式の後には、藤子不二雄Ⓐฺさんと選考委員の永井豪さんによる受賞記念トークショーなどもあり、観客のマンガファンを魅了しました。

 ◇朝日新聞文化くらし報道部のマンガ担当、小原篤記者も記者ツイッターで手塚治虫文化賞についてつぶやいています。 
【→小原篤記者のツイッターはこちら】



第18回手塚治虫文化賞 選考結果

第18回手塚治虫文化賞 選考結果

 マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫の業績を記念する手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の第18回受賞作が決まった。マンガ大賞は羽海野チカさんの「3月のライオン」が受賞。新生賞は「みつあみの神様」などの今日マチ子さん、短編賞は「オンノジ」などの施川ユウキさん、特別賞は藤子不二雄Ⓐฺさんの「まんが道」「愛…しりそめし頃に…」が選ばれた。特別企画の読者賞は小山宙哉さんの「宇宙兄弟」に決まった。贈呈式は5月30日、東京・築地の浜離宮朝日小ホールで。マンガ大賞にはブロンズ像と副賞200万円、新生賞、短編賞、特別賞にはそれぞれブロンズ像と副賞100万円、読者賞には記念の盾と副賞10万円を贈る。
【→選考結果・詳細はこちら】