手塚治虫文化賞

第7回特別賞

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特別賞

水木しげる 「独創的な画業と長年の活躍に対して」

《うれしいのです》

 非常にウレシイですね。特に手塚さんは私より年下だったので私の方が早い、即ち早く極楽にゆけると思っていたのですが、逆になってしまって妙な気持ちです。

 まァ何でも「賞」はもらえばうれしいもので、時にお金ももらえるので「一粒で二度おいしい」というどこかのコマーシャルみたいに二度うれしさを感ずる気持ちです。

 最近少しぼけているせいか非常にうれしいのです(おかしいですネ)。このあとこんなうれしいことは、あの世にゆく時位だろうと思っています。

 奇妙な受賞の言葉になってしまいましたが、うれしさは正常に感じています。ホーホケキョ。


《水木しげる》

 みずき・しげる。1922年、鳥取県生まれ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居画家となり、その後貸本漫画家に転向。65年、別冊「少年マガジン」に発表した『テレビくん』で第6回講談社児童まんが賞を受賞。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などがある。91年、紫綬褒章、96年、日本漫画家協会賞文部大臣賞を受賞。03年、故郷の境港市に水木しげる記念館が開館した。

※受賞者プロフィールは当時のものです。