第22回 手塚治虫文化賞贈呈式■

 第22回手塚治虫文化賞の贈呈式が6月7日、東京・築地の浜離宮朝日ホールで開かれました。今回のマンガ大賞に選ばれた「ゴールデンカムイ」の作者野田サトルさんに、朝日新聞社の渡辺雅隆社長から鉄腕アトムのブロンズ像と副賞200万円が贈られました。

 


第22回 「手塚治虫文化賞」贈呈式

 

 野田さんは、題材の一つであるアイヌ民族について、「アイヌの方々からの注文は『かわいそうなアイヌにはしないでくれ、強いアイヌを描いてくれ』。できるだけ忠実に、フェアに、慎重に描いていく」と語りました。

 また、「BEASTARS」で新生賞に選ばれた板垣巴留(ぱる)さんは、作中に登場する雌鶏のキャラクターのかぶり物で登壇。「まだ若いので、全力で描き続けていきます」。「大家さんと僕」で短編賞を受賞した芸人の矢部太郎さんは「うまく言葉にできない気持ちを漫画で描いていきたい」と話しました。

 特別賞のちばてつやさんは、久々の連載「ひねもすのたり日記」を始めた経緯に触れ、「水木しげるさんのエッセーマンガが休載になり、代打のつもりで引き受けたが水木さんが亡くなって、何かを託された気がした。老兵は消え去るのみと思っていたがもう少し頑張ります」とあいさつしました。

 贈呈式の後には記念イベントが開かれ、野田さんと、受賞作のアイヌ語監修を務めた中川裕・千葉大学教授の受賞記念対談があったほか、手塚治虫生誕90周年記念として、矢部さんと手塚るみ子さんの対談もあり、招待読者ら約500人が聴き入っていました。

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第22回手塚治虫文化賞贈呈式


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【主催】朝日新聞社
【後援】兵庫県宝塚市(市立手塚治虫記念館)、東京都杉並区、東京都豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、東京都練馬区


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