はじめまして。7月に入社しました大阪本社見学係の「あややん」です。
秋も深まり朝夕はめっきり涼しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
入社して3カ月。見学の流れやセリフを覚える毎日で、先輩方の姿を見てたくさん勉強させていただきました。そして先日、ついに見学デビューいたしました。お客様とのたくさんの出会いがあり、充実した日々を過ごしております。見学のお仕事を始めて新聞のことを学ぶにつれ、私自身、「新聞ってこのようにして作られているんだ」、「すごい!」と驚きがいっぱいです。お越しいただいた皆様に「朝日新聞の見学に来て良かった、楽しかった」「新聞を読んでみようかな」と思っていただけるよう、一生懸命がんばりたいと思います。
さて、ここからは8月17日(木)に朝日新聞大阪本社で開催した「社内見学」&「落語家による親子寄席」の様子をご報告します。
当日は13時に集合していただき、大阪本社内を通常通り1時間20分かけてご案内しました。親子寄席の前に行われた社内見学は希望者のみ、抽選で33名のみなさん(親子)に参加していただきました。
社内見学では、新聞の印刷の実演や新聞が出来るまでの流れをご紹介し、クイズを出題してから編集局をご案内しました。
見学の後は、いよいよ桂紅雀さん、桂歌之助さん、桂ひろばさんによる「落語家による親子寄席」です。テーマは「親子で見て・聞いて・考える」。こちらは172名の親子(見学された方も含む)が参加して下さいました。
まずは、桂紅雀さんによる落語案内からはじまり、続いて、桂ひろばさんの「動物園」。
身振りと手振りで1人何役もこなされるのですが、お父さん、お母さん、子ども、お爺ちゃん、お婆ちゃん、犬とそれぞれの特徴をつかんだ演じ方に驚きました。参加したみなさんも大興奮で、アサコムホールは笑い声に包まれました。
その後、桂紅雀さん、桂ひろばさんの落語解説が続きます。落語とはどういうものなのか、落語の時に着ている服や持ち物など子どもたちにもわかりやすく説明して下さいました。
落語解説のあとは、希望者を募って小噺に挑戦してもらいました。子どもたちは着物をはおり、恥ずかしがりながらも、大きな声で上手に間を取りながらお話ししてくれました。
最後に、桂歌之助さんによる「桃太郎」、桂紅雀さんによる「七度狐」。
私は、今回はじめて落語を聞いたのですが、これまではずっと「落語は難しそうだな、わかるかな」と思いこんでいました。しかし!その考えは一瞬で消えました!
落語が始まった瞬間からその世界に引き込まれ、楽しくて面白くてお腹が痛くなるくらいずっと笑っていました。何人もの登場人物とその場の風景が次々と目に浮かび、聴き手の想像力を引き出してくれるのです。個人的に、また落語を聞きに行きたいと思っています。
なお、通常の朝日新聞大阪本社の見学は、平日の午前・午後(1日2回)行っております。
楽しみながら朝日新聞について詳しくなるチャンスです!
スタッフ一同、1人でも多くのみなさんとお会いできることを楽しみにしております。
東京本社見学のご案内
世界中のニュースが集まる新聞社の心臓部、編集局。超高速の輪転機がフル回転する印刷工場。実際に朝日新聞東京本社に入って新聞づくりの現場を間近にご覧いただくミニツアーです。係員がわかりやすくご案内します。小学校4年生以上、2名以上から参加できます。必ず事前の予約が必要です。【→東京本社の見学コースについて】
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