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特集 地球からのメッセージ - 「新聞社としての地球温暖化対策」

朝日新聞社CSR報告書・会社案内「読者とともに 2011」

地球からのメッセージ

 地球環境問題の現状を政治、経済、科学など多角的な視点から伝えます。企業市民の責任として、自らも取り組みます。


新聞社としての地球温暖化対策

CO2削減と古紙利用

 環境報道に力を入れる一方、朝日新聞社は自らも地球温暖化対策に取り組んでいます。21世紀の幕開けとなった2001年元日に業界の先駆けとなる「環境憲章」を定めました。全社の二酸化炭素(CO2)排出量を2010年度までに2001年度比で10%削減する自主計画を策定。この間に新設した工場分を加えても、計画より3年早い2007年度に達成し、2009年度末では目標のほぼ倍の20.5%に達しました。

 エネルギー節約と同時に、自然エネルギーの活用にも取り組んでいます。風力発電とバイオマス発電をあわせて年間約120万kWh購入。紙面印刷に必要な電力の一部に充てています。

 新聞用紙については、環境負荷の低い製品への転換を進めています。2009年度の古紙配合率は79%。工場によっては100%の古紙を使っています。

 これからも自然エネルギーや再生エネルギーの有効活用など様々な環境対策に取り組み、報道ともに地球温暖化対策に力を入れていきます。

配送時のバイオ燃料利用



 新聞配送トラックの一部に、社員食堂から出た使用済み食用油を原料とするバイオ燃料を使う取り組みや、新聞配送後の復路は製品搬送に利用する事業をパナソニックと始めるなど、工夫を凝らしたCO2削減に努めています。

 1日1700台以上のトラックが新聞を運び、国から「特定荷主」の指定を受け、毎年一定割合でCO2の削減義務を負っています。2010年10月現在、バイオ燃料で走るトラックは17台。同年12月には、エンジンへの負担の少ないバイオ燃料5%混合軽油を使うトラックを約50台追加しました。

 パナソニックとの共同輸送は同年春から、東京―静岡で本格展開しています。新聞を神奈川県内の工場から静岡方面の販売店に配送した後、同県掛川市内にあるパナソニックモバイルコミュニケーションズ静岡工場で携帯電話関連製品を積み、首都圏の同社拠点まで運びます。CO2削減効果は1台当たり年間約70トン。さらに拡大を目指しています。

 朝日新聞社は法律上の削減義務は達成していますが、「環境」を報道の最重点の一つに掲げるメディア企業としての社会的責任を果たすため、さらに「上」に挑んでいます。近い将来に「環境負荷の低い新聞」の代名詞となれるよう、努力を続けます。

森林文化協会

 財団法人森林文化協会は、朝日新聞創刊100周年を記念して、1978年9月に設立されました。「山と木と人の共生」を基本理念に、森と人をつなぐ幅広い活動を続けています。森のシンポジウム、野外セミナー、月刊「グリーン・パワー」や年報「森林環境」、ホームページ「森林文化.com」などが主な舞台です。朝日新聞社は、紙面提供や寄付などさまざまな形で協会の活動を支援しています。「21世紀に残したい自然100選」や「にほんの里100選」選定も、協会との共同事業です。

《関連情報》
朝日新聞環境憲章
森林文化協会