現在位置:
朝日新聞社インフォメーション >
朝日新聞社のCSR推進活動「読者とともに 2011」 >
[多様な生き方] - 豊かな社会へ

朝日新聞社のCSR推進活動「読者とともに 2011」

[多様な生き方] - 豊かな社会へ

 男と女、障がいのある人、ない人、国籍、宗教、考え方の違い……。多様な人々の多様な生き方、働き方を応援していきます。


「国際女性の日2011」イベント

国連公開シンポジウムで話す山崎直子・大地夫妻

 3月8日は国連が定めた「国際女性の日」。2011年3月に、東京の有楽町朝日ホールで、「国連公開シンポジウム 女性が地球を元気にする」(8日)と、「日仏共同イニシアティヴ ファム@トウキョウ 女性と科学」(10日)を開催しました。

ファム@トウキョウのパネルディスカッション「いかにガラスの天井を破るか」

 国連公開シンポジウムでは、山下真理・国連広報センター所長の総合司会のもと、世界や宇宙で活躍する女性たちによるトークセッションを展開。宇宙飛行士の山崎直子さんと大地さん夫妻による「ドリームトーク 夢をかなえる――宇宙へ、家族とともに」では、宇宙という壮大な夢に家族で挑む中、就労、育児、介護などさまざまな困難に突き当たり、乗り越えてきた様子が詳しく語られました。また、世界で活躍する女性3人を迎えた「グローバルトーク 私の職場は地球 〜世界へ出てみよう〜」は、活発な意見が交わされ、会場からは「元気をもらった」という感想が多く寄せられました。

 「ファム@トウキョウ 女性と科学」では、日本やフランスで活躍する女性科学者や企業の研究者らによるパネルディスカッション「いかにガラスの天井を破るか」と「マリー・キュリー100人計画」を開催し、昇進が制限されるなど、女性に対する見えない壁(ガラスの天井)をどう取り払うか、科学に携わる女性を増やすには何が必要か、女性が増えれば企業や社会はどう変わるのかなど、幅広い議論が展開されました。女性の参加でダイバーシティーを高め、コミュニケーションを促すことがイノベーションにつながる、という論議に、これから社会に出て行く大学生や高校生も含む多くの参加者が熱心に聞き入りました。

《関連情報》
国連公開シンポジウム、ファム@トウキョウ 紙上採録(PDF)

働く女性応援プロジェクト


ダイバーシティーシンポジウムの会場は満席に

 女性の元気が日本を変える――。女性の人生選択に役立つ情報を提供し、女性活用や働き方の見直しを社会に提案する。そんな狙いで「女性プロジェクト」を2009年から始めています。 きっかけは、名古屋での「ヨクバリージョ」シンポジウム。「仕事も結婚も自分の時間もあきらめたくない」という「欲張り」な女性を応援するというメッセージが反響を呼び、「女性をテーマに新規事業を検討する」ことになりました。 まず、ダイバーシティー(多様性)に熱心な企業の担当者に集まってもらい、働く人にとって日本社会はどうあるべきか、一緒に何ができるかを話し合いました。議論は白熱し、「私たちが変える」と決意を新たにしたのです。シンポジウム企画を提案すると、初年度も2010年度も14社が協賛に名乗りをあげました。 2010年11月のシンポには、マイクロソフト日本法人の樋口泰行社長や元厚生労働相の舛添要一さん、東大大学院教授の姜尚中さんらが登場。「市場も人材も国境を超える時代、多様な人材を活用する必要がある」という視点でパネル討論があり、紙面でも伝えました。 法律や制度が整っても解決しないこともあります。生き方・働き方を考える連続セミナーを開いて、講演や交流会を通じ、参加者は会社の枠を離れて悩みや本音を語り合い、情報を共有しています。情報サイト「ジョブラボ」では、セミナーの様子に加え、さまざまな分野で働く女性を紹介して、個々の人生や本音に寄り添っています。 プロジェクトチームにはワーキングマザーや男性もいます。自らも壁にぶつかったり、子育てしたりした経験があるからこそ、解決したい課題があります。「社会の課題を提示し、読者と解決策を考える」ことと、「人生に役立つ情報を提供する」こと。メディア環境が変わっても、変わることのない新聞社のミッションを原点に、可能性を模索しています。


ヨクバリージョ

第3弾ヨクバリージョ企画でゲストと共に写真におさまる参加者たち

 恋愛、結婚、出産、育児など、仕事と生活の両立に悩みながらも人生に前向きな(欲張り)女性を応援するプロジェクト「ヨクバリージョ」を2008年から、名古屋本社が展開しています。古びた居酒屋で、既婚の女性記者2人が交わした雑談がきっかけでした。

 仕事と生活をどう両立させる? 取材現場で女だけが行き当たる問題をどうしてる? 若手の女性記者とも一緒に考え、話せる場が持てないものかねぇ……。

 名古屋本社管内の女性記者の交流会を開いたところ、「社外の女性とも一緒に答えを探せないか」。そんな思いから始まりました。

 名古屋市内で開いた1回目のイベントには、経済評論家・勝間和代さんをメーンゲストにお迎えしました。編集局を中心に広告部社員、派遣社員らが手作りで開きましたが、400人を超える方から応募をいただき、大いに盛り上がりました。

 2009年3月、2010年2月と、回を重ねるごとに参加希望は増えています。イベントに合わせて女性記者が女性読者に向けた特別紙面を展開したことも、大きな支持を得ました。「ヨクバリージョ」に刺激を受けて起業を決意した、新聞を熟読するようになった、といううれしい感想もいっぱい寄せられています。

 4年目となる2011年も、女性たちを応援し続けます。11月13日には、プレイベント「人にいいこと 地球にいいこと」と題し、フェアトレード商品を紹介するファッションショーとトークショーを開催しました。本イベントは、2011年3月5日に予定しています。


国連グローバル・コンパクト

 朝日新聞社は2004年、「国連グローバル・コンパクト」(GC)に日本のメディアとして初めて参加しました。10年4月には、国内企業・団体組織の中でダイバーシティーについて企業ができることを考え、行動しようと、国内組織GC−JNに分科会立ち上げを呼びかけ、幹事社として活動しています。

 国連グローバル・コンパクトは人権、労働、環境、腐敗防止の4分野で国連人権宣言や国際労働機関(ILO)宣言などに基づく10原則が決められています。企業トップが国連事務総長と原則を守り、活動する約束(コンパクト)を交わす形で参加します。報道機関の責務を果たすと同時に、企業市民の一員として自らの行動を点検し、社会的責任を果たします。

《関連情報》
グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク