本と出合う 学校図書館にて
葛野律仁さん
明大中野中学・高校司書、葛野律仁さんに聞く
アニメや映画、科学の視点で
明治大学付属中野中学校・高等学校の図書館は、中高の校舎それぞれにあり、生徒は両方利用できます。
中学でも高校でも、オススメ本をまとめた通信を年5回発行しています。中学版は小説のほか、エッセーや言葉を巡る面白本などもラインアップ、本を気軽に手にしてもらおうと心がけています。高校版はチャレンジしてほしい少し難しめの本も織り交ぜています。
中高を合わせた貸し出しベスト3を紹介します。
1位は『空想科学読本』(柳田理科雄著、既刊7巻、メディアファクトリー・840〜1260円)。アニメや特撮ヒーローなどを科学の視点で分析してみせようとするシリーズ。不動のトップをほこります。
2位の、あさのあつこさん『The MANZAI』(全4巻、ピュアフル文庫・各567円)は、小学校で『バッテリー』を読んだ生徒たちが、次に読んでみたくなるようです。
3位は『図書館戦争』(有川浩著、アスキー・メディアワークス・1680円)。図書館の検閲とそれに対抗する人々の闘いを描く。キャラクター小説にバトル的要素と生徒好みですが、案外考えさせられる一冊です。
昼休みは憩いの場、放課後は自習で使う生徒が多い=東京都中野区の明大中野中学・高校、御堂義乗撮影
次は読んでほしい3冊。
1冊目の『武士道シックスティーン』(誉田〈ほんだ〉哲也著、文芸春秋・1550円)は剣道部の2人の女の子が主人公のスポーツ青春小説。友情あり恋愛あり、笑えてちょっと泣かせます。
2冊目は『斎藤家の核弾頭』(篠田節子著、朝日文庫・品切れ)。2075年、国家に仕事も家も奪われた斎藤一家が核弾頭を武器に戦いを挑む近未来SFパニック小説。名作です。
最後は『自分の体で実験したい』(L・デンディ、M・ボーリング著、梶山あゆみ訳、紀伊国屋書店・1995円)。科学者が自らを実験台に挑んだ実験の数々をつづるノンフィクション。こういう本から理系への興味が広がるといいですね。
(談=構成・中津海麻子)
- 『空想科学読本6・5』

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- 著者:
- 柳田理科雄
- 出版社:
- メディアファクトリー
- 価格:
- ¥840(税込)
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- 『The MANZAI』(全4巻)

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- 著者:
- あさのあつこ
- 出版社:
- ピュアフル文庫
- 価格:
- ¥567(税込)
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- 1巻
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- 『図書館戦争』

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- 著者:
- 有川浩
- 出版社:
- アスキー・メディアワークス
- 価格:
- ¥1,680(税込)
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- 『武士道シックスティーン』

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- 著者:
- 誉田〈ほんだ〉哲也
- 出版社:
- 文芸春秋
- 価格:
- ¥1,550(税込)
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- 『斎藤家の核弾頭』

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- 著者:
- 篠田節子
- 出版社:
- 朝日文庫
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- 『自分の体で実験したい』

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- 著者:
- L・デンディ、M・ボーリング
- 訳:
- 梶山あゆみ
- 出版社:
- 紀伊国屋書店
- 価格:
- ¥1,995(税込)
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