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朝日新聞社: カジュアル読書~10代から20代向けの本や、著者によるイベントを紹介します。
作家LIVE エンタメ for around20 キャンパス発 気になる新刊 ブックマーク

 

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キャンパス発 気になる新刊

 

◆「キャンパス発 気になる新刊」は今回で終わります。

☆ 早稲田大学生協戸山店 出口泰子さん ☆


まだまだ知らない夢の本屋ガイド

まだまだ知らない夢の本屋ガイド
花田菜々子・北田博充 企画
[出版社] 朝日出版社
[価 格] 1,728円

 本屋列車、忍者屋敷……などなど、『まだまだ知らない夢の本屋ガイド』(花田菜々子・北田博充企画、朝日出版社・1728円)には、誰も知らない本屋が紹介されています。じつは書店員さんたちが妄想した架空の本屋なのです。本を愛する書店員だから書けること。本屋は「読む楽しさを伝える」場所というのに同感です。

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

ニーチェが京都にやってきて17歳の
私に哲学のこと教えてくれた。

原田まりる 著
[出版社] ダイヤモンド社
[価 格] 1,512円

 原田まりる著『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』(ダイヤモンド社・1512円)はかなりライトな哲学入門書。失恋した主人公の高校生・アリサに、ニーチェやサルトルなど6人の哲学の巨人たちが現れてはアドバイスします。成長するアリサとともに気持ちも軽くなり……。「哲学は、頭が重くなるものではなくて、心が軽くなるものなのだろうか?」というアリサの言葉がぴったりきます。

アイドル論の教科書

アイドル論の教科書
塚田修一・松田聡平 著
[出版社] 青弓社
[価 格] 2,160円

 「アイドルが社会を回し続けている」。『アイドル論の教科書』(塚田修一・松田聡平著、青弓社・2160円)の著者が言うように、私たちの生活から切り離せないアイドル文化を学習参考書の体裁でレクチャー。文系・理系の両方の視点から論じ、ファンでもそうでなくても興味深い内容です。

 

☆ 佐賀大学生協大学会館店 朝田草太さん ☆


兵器と大学 なぜ軍事研究をしてはならないか

兵器と大学
なぜ軍事研究をしてはならないか

池内了・小寺隆幸 編
[出版社] 岩波ブックレット
[価 格] 713円

 大学連携の軍事研究開発に研究予算が付く……。大学の研究や英知は、社会問題の解決や人間の幸福のためにあるべきなのに、国の戦略や兵器開発に従属させられかねません。『兵器と大学 なぜ軍事研究をしてはならないか』(池内了・小寺隆幸編、岩波ブックレット・713円)は歴史をさかのぼりながら、軍事研究をしてはいけない理由を論理的に説きます。直接戦闘に加担しないでも平和を脅かす方向に危機感を抱きます。

新聞力 できる人はこう読んでいる

新聞力
できる人はこう読んでいる

斎藤孝 著
[出版社] ちくまプリマー新書
[価 格] 842円

 大学生が新聞に触れる機会が減りました。斎藤孝著『新聞力 できる人はこう読んでいる』(ちくまプリマー新書・842円)によれば、新聞から幅広い情報や分析を得るだけでなく、コラムや4コマ漫画を読むことで、論文や就活に役立つ力が培われます。コツをつかんで読めば、豊かな人間に近づけるのではないかと感じます。

落語に学ぶ大人の極意

落語に学ぶ大人の極意
稲田和浩 著
[出版社] 平凡社新書
[価 格] 886円

 登場人物のやりとりで話が進む落語。『落語に学ぶ大人の極意』(稲田和浩著、平凡社新書・886円)は落語を元にして現代に場所を移し、ドラマ仕立てで、話が展開します。語り継がれる落語や芸能には、人付き合いのコツがたくさん。改めて、その処世術を堪能できるでしょう。

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