環境報告書(概要)

東京都の環境ボランティア活動に参加して、浜離宮恩賜庭園でタブノキの実を拾う=2009年7月

 2009年9月、新しく政権を担った鳩山首相は国連演説で、日本の温室効果ガスを「20年までに90年比で25%削減する」ことを国際的に公約し、大きな話題になっています。新しい環境時代の幕開けといえるかもしれません。

 朝日新聞社は2001年元日、新聞業界の先駆けとして「環境憲章」を定め、「環境先進企業となるべく、全社をあげて環境改善に努める」ことを宣言しました。そして、10年度までに全国の本・支社や印刷工場を含む全社の二酸化炭素排出量を01年度に比べて10%削減する計画を推進し、3年早い07年度で目標を達成しました。社内環境だけではなく、毎日お届けする紙面や事業、イベントで、真摯に環境問題と向かい合い、メディア、企業としての責任を担おうと努めています。

 CSRの一環として、毎年作成している朝日新聞社の環境行動計画、環境報告をここに紹介し、新環境時代に向けて、さらなる環境対策を模索していきます。

 各項目の「詳細」はPDFファイルになっています。お読みになるためにはAdobe Readerが必要です。お持ちでない方は最新バージョンのAdobe Readerをダウンロードして下さい。

【環境報告】

CO2削減−計画達成後も順調に

 朝日新聞社と連結決算対象の印刷工場は地球温暖化対策のため、2010年度のCO2排出量を01年度に比べ10%削減する自主計画に取り組んできました。計画は目標より3年早く07年度末に達成しましたが、08年度も引きつづき削減への努力を継続し、順調に成果をあげています。

輸送の効率化を図る

 2007年6月に本社は「特定荷主」の指定を受け、同年9月に「エネルギー使用の合理化の係る定期報告書」と「省エネ計画書」を近畿経済産業局に提出しました。その際に基準年とした06年度の新聞と出版物の「輸送量」は3,410万トンキロ(新聞約3,348万トンキロ、出版物約62万トンキロ)で、そのエネルギー使用量は、原油換算で年間6,643klとなりました。

事務用紙の削減進む

 朝日新聞社は、大量の新聞を印刷している新聞社として、普段から紙を大事に使うことを全社の環境行動計画の重点項目にしています。このため、回章の電子化や書類保存の電子システム活用など、日常業務のペーパーレス化を目指してきました。

梱包材もリサイクル

 東京本社では、1999年から新聞梱包材の結束バンド(PPバンド)と梱包フィルム(PEフィルム)の回収を開始し、09年3月現在、栃木・群馬を除く首都圏エリアで実施しています。

ASAがきめ細かに古紙回収

 東京本社管内では、CS推進の一環としての取り組みが浸透、加えて環境問題の取り組みが一般化するという追い風を受け、新たな取り組みや実施地域が拡大しました。

有害物質は適正管理で

 東京本社本館のリニューアル工事で撤去した空調・衛生配管の保温材を検査したところ、主に継ぎ手部分の断熱材にアスベストが含まれていることが判明しました。石綿予防規則などの関係法令及び規則に従って除去作業を行いました。

ゴミ−減量とリサイクル

 東京本社では、08年度の一般廃棄物は1,268トンでした。07年度に比べて141トンの減量。主に減ったのは雑誌67トン、新聞23トン、ミックスペーパー36トンなど。生ごみは肥料に、紙類は溶解リサイクル処理しています。

土曜「e」はグリーン電力で

 朝日新聞社は、2003年7月から地球温暖化対策の一環として、日本自然エネルギー(株)と契約し、風力発電とバイオマス発電の合わせて年間120万kWhのグリーン電力を委託しています。

古紙配合率さらにアップ

 新聞用紙の08年度の購入実績は、朝日新聞社全体で約70万トンでした。古紙配合率は、01年度に54%だったものが04年度には70% を超え、08年度は78%(加重平均)となりました。

【環境報道、活動】

環境報道を強化

明日への環境賞/10年でひと区切り

地球環境で国際シンポ

130周年事業でも「環境」に力

広告局の多彩なアイディア

環境ボランティアにも参加

各社環境行動計画

環境関連年表

東京都環境確保条例により都に提出した 「地球温暖化対策計画書制度」

関連情報