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■広報
朝日新聞社を代表して読者と向き合う窓口です。東京、大阪、西部、名古屋の各本社と北海道支社にあります。読者からの意見や苦情に謙虚に耳を傾け、問い合わせには親身にお答えするよう心がけています。「記事に励まされた」とのうれしい声もあれば、記事の間違い指摘も残念ながらあります。事件・事故に絡んだ情報提供もあります。いずれの場合でも関係部門に伝え、すばやい対応がとれるよう全社的な態勢をとっています。
応答件数は年間で22万件にのぼります。対外的な広報の役割も担い、他のメディアからの取材にも応じています。
■CS推進
CSは、Customer Satisfaction(お客様満足)の略。朝日新聞社では、新聞を中心としたさまざまな商品・サービスで、みなさまに支持され満足していただけるよう「CS指針」を掲げて取り組んでいます。
1.それは、読者の力になれる情報か
2.それは、すべての点で選ばれる品質か
3.それは、世間から支持される行動か
この指針を日々の仕事で具体化するのが「CSアクションプログラム」です。各部門が「正確で分かりやすい記事」「販売や紙面品質の苦情への迅速で丁寧な対応」「礼儀正しいセールス」などの目標を設定し、毎年、達成度を検証しています。
また、全国各地でシンポジウムや講演会、新聞づくりの体験学習などを開催し、読者との交流を深めています。05年から全国巡回している「めぐみちゃんと家族のメッセージ 横田滋写真展」には、07年5月までに約22万人の来場がありました。「おやじを語るプロジェクト」では読者からエッセーを募集し、単行本化を企画しました。父親を語ることから家族や子育てを考え、社会を変えようと呼びかけています。
各本社や工場では、見学者をお迎えしています。東京、大阪の両本社では見学コースを改修し、輪転機を間近で見られるようになりました。最新設備を誇る阪神工場など、06年度の見学者は全社で約6万5千人に上りました。
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| 「環境」「教育」「医療」の3テーマをアピールするポスター |
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| 最新の号外車。様々なイベントで活躍している |
■宣伝
宣伝部門は、テレビやラジオCM、さらに駅のポスターやチラシなどを通して、朝日新聞の紙面の中身や企業イメージを広く伝えるための仕事をしています。06年1月から「言葉のチカラを信じている」というキャッチコピーで始まった「ジャーナリスト宣言。」のCMは、大きな反響を呼びました。
また、08年5月から始まった、「環境」「医療」「教育」を重点テーマとしたキャンペーンでは、駅ポスターや車内広告を中心に、記事そのものを中心に据えた広告表現を用いて、朝日新聞のこれからの取り組みを強く印象づけています。このほか、大学入試での出題数No.1 の実績をもとに展開している「大学入試キャンペーン」では、主にリーフレットや冊子を使って紙面のアピールをしています。
イベント関係では、特別な号外車を活用し、少年少女サッカー教室や高校野球などに派遣、速報の記念号外を製作して後日自宅に届けるサービスもしています。この号外車は、04年10月と07年7月に発生した中越地方の地震でも活躍し、水道やガスなどのライフライン情報に絞った号外を現地で発行し、被災者に手渡して喜ばれました。
■読書推進
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| 「心に引っかかった言葉は、心のポケットにしまって、おりおり思い出してみて」と語りかける工藤直子さん=08年1月9日、東京都千代田区で |
活字離れが懸念されるなか、もっと若い人たちに活字に文字に親しんでもらおうと、さまざまな読書推進の企画を進めています。
ひとつが「オーサー・ビジット」です。これは、人気の本の作者(オーサー)たちに全国各地の学校を訪ねてもらい(ビジット)、その人ならではの授業をしてもらうというプロジェクトです。本の作者と直接、出会う感激を味わってもらうことで、いっそう幅広く、深く、読書の楽しさを感じてもらおうと、03年にスタートしました。今年で6年目になります。対象は全国の小・中・高校などです。これまでに詩人の谷川俊太郎さん、作家のあさのあつこさん、上橋菜穂子さん、詩人で童話作家の工藤直子さん、解剖学者の養老孟司さん、登山家の野口健さんたちが講師として参加しています。
もうひとつは、子どもや若い人たちに向けた読書案内紙面づくりです。乳幼児や小学生が楽しめる絵本・物語を紹介する「おはなしのくに」、中・高校生の心に響く本やヤングアダルトの話題の本をガイドする「ブックサーフィン」など、大人向けの読書面とはひと味違う紙面をつくっています。
ほかに、大学生に向けて、大学生協連の読書企画「読書マラソン」を数年前からバックアップしています。本を読んで見知らぬ世界に思いをはせる、あるいは、みずから問いを立て、本を読みながらじっくり考えて自分なりの答えを見いだす。そうした喜び、楽しみをひとりでも多くの人に味わってもらえたら……。そんな願いを込めて、朝日新聞社は読書推進活動に取り組んでいます。
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