紙面製作24工場で140種類の新聞 「早く」「確実に」紙面送信
素材データベースには、新聞やデジタルメディアに発信する記事・写真・広告などの素材が全て入っています。
広告組込・割付 各日の紙面割を作りながら、どの広告をどの面に組み込むかを管理しています。広告には、記事内に組み込まれる小型広告、記事の下に付く記事下広告、1頁全体の全面広告があり、全てを対象にしています
紙面送出・工程管理 大組みされた記事部分と入稿された広告部分で1つの紙面を構成し、印刷工場に送出されます。記事、広告、それぞれの段数、掲載する地域、掲載する頁、そして印刷する工場など、多くの情報を管理しています
皆さんのお手元に毎朝届く朝日新聞は1種類ですが、朝日新聞社が作っているのは1種類ではありません。地域によって内容が少しずつ違っています。新聞上段の「欄外」部分に、地域名が記されているページがあります。地域面やテレビ面などですが、その地域に合わせた内容になっています。広告の部分にも、地域にあわせた店舗などが載っていることがあります。 1面や社会面も同じではありません。時々刻々と動く最新のニュースを掲載するために、1日に複数回の締め切り時刻を設けて、紙面を作り変えています。国内のほとんどの読者へ一定の時間に新聞を届けるため、工場からの輸送時間などを考慮しながら、どの地域にどの時刻に締め切られた新聞を配達するかを決めています。 このように一口に朝日新聞と言っても、地域や締め切り時刻の組み合わせで多くの種類が作られます。朝刊だと、全国24の工場で、約140種類の新聞を印刷しています。複数の工場で多種類の新聞を間違いなく作るため、「紙面管理情報」と呼ばれる情報群で制御しています。1面から最終面までの記事と広告の構成や順番(「紙面割」と呼びます)に従って、編集部門や広告部門が作成した紙面から必要なデータを選び、印刷する工場へ送信します。 また、皆さんのお手元に一定の時刻に確実に新聞をお届けするためには、多くの工程を段取り良く進めなければなりません。小さなトラブルでも、見逃せば大きな遅れにつながります。「多くの紙面」を「正確」に作り、「印刷する工場」へ「時間までに送信」して、順調に印刷が行われるよう、日々調整を行っています。
岩越隼人(工程管理セクション) |

