JSEC2008

科学者も驚くハイレベルな研究が続出 高校生たちの情熱が無限の可能性を示す

 12月6日、日本科学未来館(東京・お台場)で、JSEC2008の最終審査会が開かれた。6回目となる今年は全国75校・166研究の応募から論文審査で30プロジェクト(12個人、18チーム)が選ばれた。出場者(ファイナリスト)たちはそれぞれのブースで、ポスターやパソコン、実験道具などを使い、研究成果をプレゼンテーションした。

 今年は、例年以上に研究のレベルが高く、ファイナリストたちの情熱や、堂々とした受け答え、研究成果のまとめ方に審査委員たちは驚き、称賛を贈った。研究内容も実に多岐にわたり、新たな定理の発見、基礎科学や分野を横断した取り組み、画期的な新技術開発、社会に役立つシステムの考案など、彼らの独創的な発表は、来場者を大きくうならせた。午前の時間割審査と午後の自由審査、審査会議、交流会を経て、表彰式が行われ、四つのグランドアワード、審査委員奨励賞、アジレント・テクノロジー賞、アプライド マテリアルズ ジャパン賞、花王賞、JFEスチール賞、朝日新聞社賞、アジレント・テクノロジー スポンサーコンプリメンタリー賞の計16賞が決定。グランドアワード受賞者のうち3組は、2009年5月に米国ネバダ州リノで開催予定のISEF(国際学生科学・技術フェア)に参加し、日本代表としてその研究成果をもって世界と戦う。

 翌7日には、恒例のネットワーキング交流会が開かれ、科学者による講演や、受賞者の公開プレゼンテーション、審査委員への質問会などが行われた。ファイナリストたちは2日間のプログラムを経て、科学の楽しさや研究の喜びをあらためて認識し、それぞれの夢を実現するための「道」を見つけたようだ。JSECでの経験は、若き科学者たちの糧となり、その輝かしい未来を支え続けてくれるはずだ。


ISEF派遣見合わせに伴うお知らせ

 2009年5月10日より、グランドアワード受賞者のうち3組が、米国ネバダ州リノで開かれるISEF(国際学生科学・技術フェア)に参加し、日本代表としてその研究成果を発表する予定でした。

 しかし、新型インフルエンザの感染拡大を受け、参加者の安全を最優先し参加を見合わせることにしました。

 お問い合わせはJSEC事務局(03-3547-5569)へお願いします。

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