現在位置:
朝日新聞社インフォメーション >
NIE 教育に新聞を >
この記事を手がかりに >
記事

ビキニ環礁、世界遺産に

8月2日朝刊1ページ 1総合

印刷

 【パリ=国末憲人】ブラジルの首都ブラジリアで開かれている世界遺産委員会は31日、冷戦時代に核実験が繰り返されたマーシャル諸島の「ビキニ環礁」を世界遺産(文化遺産)に登録することを決めた。広島の原爆ドームに続き、核兵器の惨禍を伝える「負の遺産」としての登録となる。=26面に関係記事

 事務局の国連教育科学文化機関(ユネスコ)が1日発表した。サンゴ礁が自然遺産ではなく文化遺産として登録されるのは、極めて異例。

 遺産委員会は「ビキニ環礁は、核実験の威力を伝えるうえできわめて重要な証拠が保存されている」と指摘したうえで「環礁はその歴史を通じて、人類が核の時代に入ったことを象徴している」と評価した。

 ビキニ環礁周辺では1946〜58年、米国が67回の核実験を実施。54年に実施された水爆「ブラボー」の実験では風下の島民だけでなく、第五福竜丸など近海で操業していた漁船の乗組員らも被曝(ひばく)した。

バックナンバー

過去記事一覧

NIE 教育に新聞を

 新聞、ニュースを調べ学習や自由研究に役立てるページです。ご感想・お問い合わせなどは、NIE事務局(ファクス03・5540・7469)まで。