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「動く広告」でカンヌ国際広告祭・金賞を受賞

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「動く広告」が展開された3月22日付大阪本社版夕刊の一面(上)とテレビ番組面(下)

 金賞を受賞した「動く広告」は、朝日新聞大阪本社広告局と電通関西支社が共同で企画しました。当日の夕刊(約128万部)に折り込まれた専用フィルムを紙面に密着させ、左右にゆっくり動かすと、広告に登場する人物の表情が変化したり、キャラクターが動いたりして見えます。

 広告原稿はオンブロシネマという手法をもとに電通関西支社が独自に加工し、紙面で人物などがスムーズに動くよう工夫しました。専用フィルムは薄いプラスティック製で、タテの縞模様が印刷されています。新聞広告に使うのは世界でも初めての試みです。

 この企画にミズノ、ハウス食品、ロート製薬、月桂冠、朝日放送など13社が協賛。1面の記事下に動かし方を説明する広告を掲載し、全16ページの記事下広告・小型広告を動くように見せました。

 読者からの反響も大きく、掲載後の郵送調査では、当日夕刊を読んだ人のおよそ3分の2がいつもより長い時間広告を読み、また約95%の人が実際にフィルムを動かしたと回答しました。

 朝日新聞大阪本社と電通関西支社は昨年1月にも、3Dメガネをつけて見ると広告が浮きあがるように見える「立体広告新聞」を企画しており、今回はさらに新聞広告に「動き」をもたらそうと考えました。

 朝日新聞社の川原徹郎広告担当は「新聞広告の新しい可能性を示せた。印刷技術や配達網を含めた朝日新聞全体での取り組みが国際的に認められた」と話しています。  


■カンヌ国際広告祭とは

 正式名称はInternational Advertising Festival。受賞者が受け取るトロフィーがライオン型であることから、別名Cannes Lionsとも呼ばれる。毎年6月後半、南フランスのカンヌ市で開催。当初財団法人Screen Advertising World Association(通称SAWA)が、当時盛んだった劇場CMの振興のために1954年に始めた。その後広告イベントとして発展し、現在はInternational Advertising Festival Limited(本部ロンドン)が運営している。媒体の活用手法を競うメディア部門は1999年創設。ショートリスト(最終選抜候補リスト)に選ばれた作品の中から○○ LIONS WINNERS(GRAND PRIX , GOLD LION , SILVER LION , BRONZE LION)が選出される。今年のメディア・ライオン(ショートリスト242点)は、グランプリ1点、ゴールド5点、シルバー17点、ブロンズ32点(一部重複カウントあり)。

(2008/06/19)

 関連情報 


 カンヌ国際広告祭HP
 同 日本公式サイト
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