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東京電力の福島第一原発事故によって、住民はどれだけ被曝(ひばく)したのか。大半の人たちは、明らかにがんが増加するというレベルを下回っていたことが分かってきた。一方で、甲状腺がんを起こす放射性ヨウ素による被曝は、ヨウ素の半減期が8日と短いため、十分に解明されていない。被曝による健康影響は何十年も見守っていくことが大切だ。その枠組みの見直しが必要との指摘も出ている。
福島県飯舘村から福島市内に避難している女性(60)の長女(20)と次女(17)は2011年秋、県による甲状腺の超音波検査を受けた。翌年の2月初旬、検査結果が郵送されてきた。次女は何も無かったが、長女には5ミリ以下の小さなしこりがあった。
「一緒に生活していた2人の結果がなぜ違うのか」。女性は、理由がわからず、目の前が真っ暗になった。検査結果は娘たちに伝えなかった。不安にさせたくないからだ。
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福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート