2005年11月10日13時31分のアサヒ・コム

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Asahiパソコン試用レポート

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    (1)ブートイットの起動画面。前もってインストールしてあったOSを自動表示し、ここでOSの選択をする。パーティション編集の画面にもここから移動できる。
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    (2)パーティション操作の画面。日本語化されていないので、この作業を行う前には説明書を丁寧に読んでおきたい。
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    (3)オプション機能の選択画面。USBやIEEE1394接続の外付けHDDを使用するかどうかなどの設定が行える。起動画面のタイムアウトも指定しておくと、次回からは自動的にOSが起動する。

    システムマネージャー4 Boot It
    ジャングル

    情報ボックス

    • 実勢価格 7580円
    • 動作環境 PC本体:OADG仕様に準拠したDOS/V機およびPC/AT互換機、NEC PC98-NXシリーズ、CPU:インテルi80386以上のCPU、 メモリー:16MB以上、HDD:パーティションとして未使用の領域10MB以上推奨
    • 問い合わせ先 customer@junglejapan.com
    • http://www.junglejapan.com/

    バックアップにも便利なパーティションの管理ツール

     1台のパソコンで複数のOSを使いたい人に便利な、パーティション管理ツール。パーティション編集やマルチブート、バックアップなどの機能がひとつになった実用的なソフトだ(文・佐橋 慶信)

     「システムマネージャー4 Boot It」(以下ブートイット)は、「パーティション編集」「バックアップ」「マルチブート」といったツールがオールインワンになったパーティション管理ソフトだ。

     通常のウィンドウズパソコン(DOS/Vマシン)は、1台に5つの基本パーティションと1つの拡張パーティションしか作成できない。そのため5つ以上のOSを1台のパソコンで使いたい、という場合には同一の基本パーティションや拡張パーティションに、OSを共存させなければならなかった。

     ブートイットでは、MBR(マスターブートレコード)の通常使用されていない領域に独自の形式でパーティション情報を保存することによって、最大255もの独立した基本パーティションを作ることができる。一度ブートしてしまえば基本パーティション同士が互いにアクセスすることはないので、作業中にほかのOSの必須ファイルを削除してしまったり、破壊してしまったりというトラブルを回避できる。このソフトで多くのパーティションを作っておき、それぞれに複数のOSをインストールしておけば、より安定した環境で使うことができる。

    OSに依存しないためバックアップ、リストアも簡単

     ブートイットはパソコンの起動時に立ち上がり、ここでOSが選択できるだけでなく、パーティションの編集作業やバックアップ、リストアなどもできる(1)。

     パーティションの編集機能としては、既存のデータを損なうことなくパーティションの伸縮ができる点も便利だ(2)。扱えるフォーマットの種類も豊富で、リナックス用のExt3にも対応している。

     またパーティション編集の自由度も高い。たとえばウィンドウズでパーティションを作った場合、ウィンドウズがインストールされているパーティション自身は、変更したり移動したりすることができない。ブートイットの場合もそれ自身がインストールされているパーティションを編集することはできないが、ウィンドウズがインストールされている別のパーティションを編集したり、リストアしたりできる。インストールされる領域が10〜16MB程度と小さいので、ウィンドウズに比べてより大きな容量を他のパーティションに回したりもできる。

     またOSに依存しないため、ウィンドウズなどをインストールしていないパソコンでも、BIOSレベルで認識できるHDDにバックアップやリストアができる。 バックアップ先としては、ATAPI接続されているCD-R/RW/DVD+-R/+-RWにも直接書き込める。USB2.0やIEEE1394で接続されたHDDも利用可能だ(3)。

     パーティションの編集ツールといえばシマンテックの「Partition Magic」が有名だし、CD-ROMから起動するフリー版リナックス「KNOPPIX」に付属する、「QTParted」を使えば、パーティションの伸縮なども行える。しかし、パーティションごとバックアップするとなると、どちらのツールも対応していない。ブートイットはバックアップを含めたさまざまな機能を1本のソフトで対応しており、また、USBで接続されたHDDに対応するなど、バックアップ先の対応機器も多い。マルチOSを必要としているユーザーには、心強い味方と言える。

    (2005/09/03)


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