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日常のスナップ写真をスマホですませる人も増えたが、イベントのときには画質もよく撮影性能も高いデジカメが威力を発揮する。特に水にぬれても平気で、水中でも撮影できる防水デジカメは、夏休みシーズンに大いに活躍するだろう。そこで防水デジカメを購入する際のチェックポイントを紹介し、機能満載のモデルと、明るい光学レンズを備えたモデルを比較してみた。
今回紹介する防水デジカメは、スマホなどに採用されている日常防水ではなく、本格的な防水機能を持ち、水深15m程度まで潜って水中写真が撮れるほどだ。シュノーケリングレベルならそのままで十分使える。スキューバダイビング用途でも、ニコンのCOOLPIX AW110はオープンウォーターライセンスに対応し、オリンパスのOLYMPUS STYLUS TG-2 Toughには水深45mまで対応する防水プロテクターがオプションで用意されている。
また防水デジカメは、砂やほこりがカメラ内部に入り込まない防塵性能にも優れている。泥などでカメラ本体が汚れても、水道で丸洗いして汚れを落とせる。こうした使い勝手はアウトドアに限らず、例えばキッチンで料理写真を撮影するときなどにも便利だろう。
耐衝撃性は落下による衝撃から守れる性能のことで、耐衝撃2mなら、2mの高さから本体を落としても壊れないように設計されている。遊びながらデジカメを持ち歩くと、ぶつけたり落としたりする危険性はどうしても避けられない。耐衝撃性能に優れたモデルは、アウトドアでの自由度をグンと高めてくれるはずだ。
ニコンのCOOLPIX AW110は、1/2.3型1605万画素センサーに、光学5倍ズーム(焦点距離28〜140mm相当)を搭載したモデル。このクラスのモデルの中では、防水性能がもっとも高く18mを誇る。耐衝撃性も備えたボディーは周囲を樹脂でプロテクトされているものの、決してごつすぎず、カラーも5色そろえるなど、普段使いのカメラとしてのデザインも考えられている。
GPS機能が搭載されており、写真に撮影地や地名を記録し、内蔵世界地図に移動ルートを表示できるなど、アウトドアでの撮影記録を詳細にとることが可能。さらに高度計、水深計を搭載しており、これらの表示と撮影位置情報を画像に記録することもできる。海や山などで撮った場所がわかりにくい写真でも、あとで正確に撮影場所を確認できるのがポイントだ。
またWi-Fiを内蔵するのも特徴で、スマートフォンやタブレットなどにワイヤレスで画像転送して、すぐにFacebookやTwitterなどに投稿できる。スマートフォンでは撮影できないようなハードな環境下で撮った写真も、気軽に投稿できるのはうれしい。コンパクトなボディーに必要な機能を全部詰め込んだモデルといえる。
オリンパスのOLYMPUS STYLUS TG-2 Toughは、1/2.3型1200万画素のセンサーに、光学4倍(25〜100mm相当)ズームを搭載したモデル。防水性能は15mで、2.1mの耐衝撃性能を持つ。アシストGPS機能搭載しており、位置情報や標高・水深などのデータを写真に記録できる。また撮影していない状態でも一定間隔で測位して、移動軌跡の記録も可能だ。
TG-2の最大の特徴は、F2.0の明るいレンズを搭載していること。レンズそのものが明るいので、暗所での動きのある被写体もぶれずに撮影できる。水中などの光の届きにくい場所でも、通常の室内撮影などでも非常に有効だ。さらにこのレンズ特性を生かし、絞り優先モードや、被写体に1cmまで近づけるスーパーマクロモードも搭載しており、幅広い撮影を可能にする。
またオプションのアクセサリー類が豊富なのも特徴で、市販の40.5mm径のフィルターを装着できるアダプター、約1.7倍の望遠を実現するテレコンバーター、よりワイドに撮影できるフィッシュアイコンバーターなどが発売中。スマホとの連携ができる無線LAN搭載SDHCカードや、耐圧水深45mを実現した防水プロテクターなど、機能面を強化するオプションも用意されている。さまざまな撮影を楽しめる機能やオプションが充実したモデルといえる。
文 フリーライター 栗山琢宏
1610万画素のセンサーに、防水13mに耐衝撃2mのスペックを持つFT-5は、GPS機能やWi-Fi機能も搭載した全部入りモデル。
一見、防水デジカメに見えないシンプルなデザインだが、防水10m、耐衝撃1.5mと十分な性能を持つ。1820万画素のセンサーに26mmからの光学5倍ズームなど高スペックなモデル。
防水5m、耐衝撃1.2mとほかのモデルよりもライトな仕様のS31は、1014万画素センサーを搭載。スペックが標準的な分、買いやすい価格が魅力的。
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