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根強い人気? スマートに持ち歩く「システム手帳」

ビジネス時間活用術 水口和彦

2008年11月10日

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写真筆者が6年間愛用しているA5サイズのシステム手帳。

写真システム手帳のバインダーは長く使うこともあり、皮革製のものが一般的。

写真リフィルは横幅が広く、書くスペースが大きいA5サイズが筆者のおすすめ。

写真色々な用紙から選べるのがシステム手帳の魅力。また、オリジナルの用紙を作成する人も多い。写真は筆者オリジナルの用紙の例。前回紹介したバーティカルタイプをベースにメモ欄を増やしてある。

写真手帳のサイズに合わせた縮小例。例えば、カレンダーとマップを1枚に縮小コピーして、営業ツールとして活用するのもよい。折ったり切ったりして、使いやすいようにアレンジ。

写真自作の用紙を綴じるためには、システム手帳の規格に合う6穴パンチが便利。写真の6穴パンチは1台でバイブルサイズ、ミニサイズ、A5サイズの手帳に対応。

写真カラーバリエーションが選べる帆布製のバインダー。システム手帳から外した(終わった)スケジュールがバラバラにならないよう、保存用のバインダーを用意しておくと便利。

 前回のコラムでは、「忙しい現代人のためのバーティカル手帳」をご紹介しました。ちょうど来年の手帳を買うタイミングとあって、コラムを見た方々からご連絡いただき、ぜひ別の手帳術も知りたい、とのご要望あり。今回もう一度、「手帳」をテーマにしたいと思います。

 バーティカル以外にも、おすすめの手帳はいろいろあります。なかでも、「システム手帳」と呼ばれるバインダー式のタイプ。1980年代頃に広く普及しましたから、覚えている方もおられると思います。このシステム手帳、一時下火になったかと思いきや、現在でも根強い人気があるのです。

 システム手帳は、A5サイズ、バイブルサイズ、ミニサイズ(ミニ6穴サイズ)の3つのサイズが主に流通しています。以前はバイブルサイズの人気が高かったのですが、現在はA5サイズを使う人も増えてきています。記入面が広いのが人気の理由のひとつです。

用紙を選べる+作れることが根強い人気の秘密

 システム手帳は、用紙(リフィル)を自由に選べるところに魅力があります。たとえば、年間のカレンダーはA社、週間のスケジュールはB社と、違うメーカーのものを組み合わせるのも自由。

 さらに、パソコンやプリンターが普及したこともあり、自分で作成し、プリントアウトした用紙を使う人も増えています。たとえば、市販のものよりも広い時間帯をカバーしたり、メモ欄を増やしたりと自分の都合に合わせて作った用紙を使うのは便利なものです。

 私も、時間管理のために製作したオリジナルの用紙を使っています。自分でプリントアウトした用紙をシステム手帳に綴じる場合、6穴用の穴開けパンチがあると便利です。穴開けパンチは資料を持ち歩くためにも使えます。

 ちなみに、A4サイズの資料を2ページが1枚に収まるよう印刷し、二つ折りにするとA5サイズの手帳にぴったり。バイブルサイズは64%、ミニサイズは54%に縮小すれば同様に収まります(この2つは上下方向には余白ができますが)。

現在のシステム手帳は薄く、スマートに?

 もともとシステム手帳は、「色々な情報を綴じて持ち歩ける」というメリットから、分厚い手帳を持ち歩く人が多かったものでした。しかし、現在は昔より情報を持ち歩く必要性が少なくなっています。たとえば、電話番号は携帯電話に、住所録はパソコンに入っているという方も多いでしょう。

 そういう方々におすすめなのが、薄いバインダーを使うことです。システム手帳は、スケジュールの必要な部分だけを持ち歩けるのがメリット。住所録がいらないとなれば、薄めのバインダーでOKというわけです。

 システム手帳の厚みは、主にリング径で決まります。バイブルサイズやミニサイズなら10〜11ミリ、A5サイズなら15〜16ミリのリング径のバインダーを選べば、薄く、スマートに仕上げることができます。

保存用のバインダーをお忘れなく

 システム手帳を使い始めて困るのが、終わったスケジュールなどの外した用紙の保管。そのままではバラバラになってしまいがちですから、初めから保管用のバインダーを用意しておくのがおすすめです。保管用のバインダーには、プラスチック製のシンプルなものが多いのですが、写真のようにカラフルなバインダーを保管用に使うと、整理する作業も楽しくなるかもしれませんね。来年は、ぜひスマートな時間管理術を目指していきましょう。

プロフィール

写真

水口 和彦さん

石川県出身。大阪大学大学院理学研究科修士課程修了後、住友電気工業株式会社に入社。自動車部品の研究開発・生産技術等のエンジニアとして勤務する中で時間管理のノウハウを開発し、それを広めるために独立。現在は、企業や自治体向けの研修・講演や執筆活動を行う。(有)ビズアーク取締役社長。趣味で始めたはずのスクーバダイビングでもインストラクター資格を取ってしまうほどの凝り性である。 著書に、『超カンタン!時間管理術』(秀和システム)、『宝くじを買う人は、仕事ができない 〜「ダラダラ残業」におさらばする10の力〜』(インプレスジャパン)、『たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用法』(実務教育出版) など

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