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ファンイズムを追求したアニメキャラクターのネクタイを制作。 |
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色柄や締め心地を細かく調整する必要から、日本国内生産にこだわる。 |
ファンイズムをネクタイにも!
一般的にネクタイにイメージするところはダンディズムかもしれません。ですが、当店はファンイズムです。会社自身は、一般のブランドネクタイを主に百貨店・量販店・ロードサイド店様などに卸しているネクタイの専門商社(問屋)ですが、アニメキャラクターのネクタイを作るようになってから、このスタイルを追求するようになりました。
アニメキャラクターのネクタイは、ともすれば同質化し、流行の柄が似てしまいがちなネクタイ売場に新風を吹き込もうと始めたのがきっかけです。かれこれ10年ほど前のことになります。
色々なキャラクターのネクタイを出しましたが、今の6キャラクター(トトロ・ドラえもん・ピーナッツ・ムーミン・鉄腕アトム・ディックブルーナ)が、人気を博し、これまでに生き残ったキャラクターです。今では、年間で約15万本もの生産量を誇り、我社の取り扱い数における約1割を占めるまでに育ちました。
ネクタイの需要と購入のツボ
弊社は卸売業なので、なかなかお客様の顔が見えませんでしたが、キャラクターのファンの皆さんがコレクターズアイテムとして購入されるのが圧倒的のようですね。
次に子供や学生さんと相対するお医者さんや、学校の先生などが基本的に多いのですが、警察や会社人事部の方など、意外な方にも好評をいただいています。勿論、ご主人や同僚へのプレゼントに買う女性も少なくありません。
一般的に、我社の製品を取扱っている百貨店などでは、お客様の7割が女性です。キャラクターネクタイは自分の趣味で買う方も多いのですが、それでも約半分は女性のお客様にお買い上げ戴いています。それだけ、贈り物としての需要が大きいということでしょう。
また、ネクタイは少量多品種の商品の代表格です。そして、洋服に合わせて春夏、秋冬の年2シーズンの商品です。さらに、1ブランドでキャラクターは5から10柄ですが、ファッションブランドでは100柄以上、1柄3から8色にもなります。よって、1柄数百本売れれば大ヒットの柄になります。
そして、ネクタイの三要素は「色・柄・締め心地」です。試し織りなどをした後、日本人好み、お客様の好みの色柄を細かく調整する必要から、日本国内生産にこだわっています。今日ではポリエステルなどの化学繊維の素材は淘汰され、圧倒的に絹100%の商品が大勢を占めています。やはり、絹は締め心地が違います。当店では、中国などの大量生産の商品はあまり扱っていません。
さらに、ネクタイも顔が命。キャラクターや、動物、柄はかわいくなければ決して売れません。稚拙な柄にならないよう常に気をつけています。柄として選ぶキャラクターは、誰もが知っているもの。近年ブームになっているフィギアの世界に共通する部分ですが、ネクタイを締めていただける年齢の方が、子供時代から親しんでおり名前からイメージを想像できるキャラクターであることが大切だと思っています。
インターネット通販開始の歩み
物を作っていれば、今日では、誰しもが「インターネットで売ってみようか?」と考えるでしょう。当店もそのうちの一つです。しかし、現実には色々な問題がありました。
具体的には、どれだけ売れるのか分からないのに、どのぐらい在庫を用意をしておけばいいのかという点や、インターネットショップ専門の社員を導入するほど余裕が無いということ。また、WEBサイトを作れるだけの知識を持った社員がいないこと。さらに、どうやって、このショップの存在をアピールしたらいいのかとか、費用はいくらぐらいかかるのかといったこと。さらには、ブランドのライセンス元の了解を得られるかということや、資金決済方法は沢山あれば便利だがコスト面ではどうなのかといったことなど。乗り越えなければいけない壁は沢山ありました。
そして、実際にショッピングサイトを始めるにあたり悩んだのが、「モールをどこにするか?」ということ。これは、某インターネット銀行の知り合いに聞いたところ、楽天がオススメとのことでした。そして、その楽天に問い合わせてみたところ、誰でも出来る、そして楽天大学講座があるとの説明を頂いたのです。早速、デザイングループの女性とともに、3日間の研修に参加。さらに、カード会社に連絡すると、確認・売上作業も簡単に出来ることが判明し、申し込みを致しました。
また、最も苦労したのは、掲載する画像でした。1商品に集合写真・1本・アップと3枚必要なのですが、ネクタイの風合いがデジカメで上手く撮れないという問題が発生しました。紺色や、濃い色の柄が上手く写らないのです。実商品と写真の色が合わないので、何度も撮り直しました。そして、商品には気の利いたネーミングが必要です。当たり前のことかもしれませんが、いざ素人がこれらを全てやろうとしても難しいものです。
それでも、2004年9月末に店舗をオープンさせました。お客さんの第1号は、当社の専務でした。内輪のご祝儀買いはありましたが、嬉しかったですね。その反面、果たしてこれから売れるのかという不安がありました。その頃は、「せいぜい1ヶ月数本程度かな…」と予想していました。
ところが1ヶ月目から黒字になり、なんと、予想外に10月は20本以上、10万円以上の売上になったのです。翌月の12月には、50万円を超えました。それから、徐々にアイテムを増やし、また担当者の地道なメールマガジン発信が効をなしてか、2005年6月、開業1年9ヶ月で100万円を達成しました。
近頃では、固定ファンの方も序々に増え、売上の波も底上げられている感じです。しかし、まだCMを打てる身分にはなっていません。未だ、口コミ、キャラクターの検索で来店されるお客様が多い状態ですが、これから徐々にサイトを作り上げていきたいですね。
大人の男性に薦めるキャラクターネクタイ
キャラクターネクタイは、30から50歳代の方が、メインターゲットです。仕事の中で、少し個性を主張する。堅いばかりではなく、密かにキャラクターを楽しむ。そんなビジネススタイルをお考え下さい。
店頭販売に立つと、意外と幅広い年齢層の方々がお買い求め下さっています。まず、1本会社に締めて行ってみてください。その時の女性社員や、同僚などの反応で、会社でご自分がどんなイメージで見られているか分かるかもしれません。
当店は、「ビジネスの世界に、キャラクターのネクタイなんて」と、発売当時は同業者から異端児扱いされていたようです。確かにネクタイはビジネスユースですが、皆が同じものではなく、それぞれのTPOに応じて、個性を表現するアイテムとして利用して頂きたく思います。そして、男のファッションの幅を広げていくお手伝いが出来れば、私たちも仕事が楽しくなります。
(08/31)