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楽天こだわり店長に聞く
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品質にこだわったワイン専門店

LIQUOR WORLD

川端敏美さん
生産者、輸入元、ワインショップ、顧客という、物流の流れに「人」というキーワードを見つけ、その「人」を大切にしたショップ展開をしているという店長。流行のイタリアンワインを取り扱い、自分の舌で試して納得したものを置いているという。そのこだわりとオススメのワインについて、語る。
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ワインの味わいはできるだけ自分で確かめて、納得したものだけを販売しているという

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イタリアを中心に、レアワインからデイリーワインまで世界のワインを取り揃えている

「人」をキーワードとした経営

 ワインは品質が第一。急激な温度の変化や振動などに弱い、非常にデリケートなお酒です。お客様に本来のワインの美味しさを味わって頂く為に、当店での保管を万全にすることは言うまでもなく、信頼できる輸入元とお付き合いするようにしています。

 そして、当店の経営において、一番中心となっている理念は、「人」ではないかと思います。生産者、輸入元、ワインショップ、お客様と、全ては「人」がキーワードだと考えております。人をキーワードとすることで、取り扱うワインにも誠実に向き合い、お客様の信頼を得られたらと思います。

 また、雑誌や業界情報だけでの販売はせず、店長が実際にテイスティングして納得したワインを品揃えするようにしています。

自分の舌で品質を確かめる

 ワインはブドウを原料として造られるお酒なので、そのヴィンテージ(年)の天候によって味わいや生産量も変わります。そう、ワインは農作物なのです。

 例えば2002年のイタリアワインの場合、イタリア全域で雨が多く、北部では雹の被害などもあって天候不順の年となりました。

 健全に育ったブドウを厳選する為生産量は少なくなり、ワインの生産さえ見送る造り手もいました。しかしそんなヴィンテージでも、例年通り、いやそれ以上の品質を楽しませてくれるワインが沢山あったのです。それは私自身が実際にテイスティングしなければわからなかったことです。

 ブドウの選別の際、厳選に厳選を重ねて、収穫量を大幅に減らしてまでも品質を守った造り手。トップキュヴェの生産を見送り、本来使うべきだったブドウを下のキュヴェにブレンドしてリリースした生産者。そんなワインは、どれも、本当に素晴らしい味わいでした。

 これは、「イタリアの2002年は悪いヴィンテージ」という評判を鵜呑みにしていたら、得られなかった味わいなのです。この年、当店では実際に飲んで納得したものを仕入れましたので、2002年のイタリアワインは大好評でした。

 だからこそ、あらゆるワイン誌や輸入元からの情報で、現地の状況は把握するように努めていますが、ワインの味わいは必ず自分で確かめるようにしています。入荷数が極端に少ないものを除いて、必ず飲んで味わうことにこだわっています。

メールでお客様との距離を縮める

 実店舗では、近郊の地域のお客様への対面販売を地道に続けてきました。そして近隣のレストランへの納品なども手掛けるようになり、イタリアワインの品揃えを充実させました。また、稀少なワインに関しても、輸入元とのお付き合いの中で、入荷できるようになりました。

 そして、「もっと多くのお客様にイタリアワインの魅力を伝えたい」という気持ちが強くなったことが、インターネット通販に挑戦するきっかけとなり、今から6年前に楽天市場に出店したのです。

 しかし、お客様と向き合って言葉で伝えることがワインショップの基本だという思いが強く、文字と写真でワインの説明をすることに、当時は戸惑いを感じました。

 また、どうしても価格勝負になる傾向にあるネットショップで、品質重視の当店は、一体どのようにお客様に呼びかけていったら良いのかという部分で悩みました。

 その迷いがなくなったのは、メールマガジンの発行が100号を超えたあたりからですね。お客様からの質問、感想などが、メールや電話で続々と届くようになったのです。

 メールでのやりとりは、対面でお話しているように当店の思いを伝えることができるだけでなく、お客様の御要望もダイレクトに分かるようになり、距離が縮まったように感じたのです。

 その上で、インターネットショップも対面販売と全く同じだと気付いたのです。顔が見えないからこそ、細やかな対応を心掛け、お客様との信頼関係を築くことを大切なのですね。今ではHPやメールマガジンを見て、関西のお客様を初め、休日を利用して関東方面から実店舗に御来店頂くお客様もいらっしゃいますよ。

注目のイタリアンワイン

 当店の品揃えの中心はイタリアで、あらゆる州、品種のワインを取り揃えています。今注目しているのはトリノオリンピック開催の地、イタリア・ピエモンテ州のワイン。オリンピックを機に御注文も増えています。中でもこだわりの生産者、ロベルト・ヴォエルツィオのワインは高い人気です。

「全ての始まりは畑である」と語るロベルト氏は、畑仕事にワインの全てがあると考え、機械を使わず、農薬を使わず、何もかも手作業で行なっています。その徹底した収量制限は、品質への強いこだわりが感じられます。

 なお、ピエモンテ州と並ぶ銘醸地トスカーナでは、皆様もよく御存知のキャンティが人気。たくさんの種類のキャンティがありますので、その中から厳選した造り手だけを御案内しています。

 さらに、バローネ・リカーゾリは価格以上の品質を感じさせる納得の味わい。当主の祖先は、キャンティワインの始まりとなるワインを考え出した人物で、リカーゾリ家はキャンティにこだわり続け、トップクラスの造り手として君臨しているのです。

 また南イタリアも、今ホットな産地ですね。近年、優良な生産者を多数輩出し、これまでには見られないエレガントなワインを生産する地域として多いに注目を集めています。中でも、ルイジ・マッフィーニは当店一番人気の白ワイン。カンパーニャ州の土着品種フィアーノを使った白ワインは、芳醇な香りとエレガントな味わいが魅力です。

 星の数ほどの種類があるワインの中から、美味しいワインと巡り会えることは本当に素晴らしいことです。当店では、稀少なワインをはじめ、毎日の食事に合わせて楽しむデイリーワインも多数取り揃えております。ワイン選びに迷ったら、是非御相談下さい。

文 フリーライター 吉岡美那子

(02/22)

 店長のおすすめ商品

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ロベルト・ヴォエルツィオ バルベラ・ダルバ チェッレート2003

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ピエモンテ州の赤ワイン。凝縮した果実味が魅力。

バローネ・リカーゾリ ブロリオ・キャンティ・クラッシコ2003

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奥深い果実味と心地良いコク。肉料理と一緒に楽しみたい。

ルイジ・マッフィーニ ”クラトス”パエストゥム2004

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土着品種フィアーノの特徴をひきだし、エレガントに仕上げた逸品。




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