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楽天こだわり店長に聞く
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五代に渡って伝統の盆栽を伝える店

匠のこころ盆栽村 SEIKOU−EN

山田香織さん
上質な素材、先代からの技術を継承する盆栽の専門店。多くの人にもっと盆栽を身近に感じて欲しい、また手軽なものでも良いから一度手に取って欲しいという思いにより、盆栽を世に送り出しているのだとか。ドラマの監修・テレビ・新聞・雑誌など活躍する店長に、こだわりと盆栽の楽しみ方を聞く。
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毎日盆栽と接することで、自然の息吹を感じ、自分の内面にも語りかける

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盆栽は、土や鉢にもこだわる。一つとしておろそかにしない姿勢こそが信念そのもの

盆栽という文化

 私は、盆栽愛好家の裾野を女性や初心者にも広げたいという強い情熱のもと、講師や執筆などの活動を行っております。盆栽教室の終了時に、自作の盆栽をご満悦気に眺める生徒さんの姿を見ると、とても幸せを感じます。また、近年は「NHK教育テレビ」の番組にも出演させていただく機会が多く、より多くの方々に盆栽を通してお話させていただけることを、とても感謝しております。

 少々大げさかもしれませんが、盆栽は緑の芸術として日本で育まれてきた一つの文化であると思います。その芸術を、もっと身近に楽しんでいただくのが私どもの夢でもあります。形や決め事にとらわれることなく、まずは手元に置いていただき、葉や花の造形の美しさや、彼らが発する季節感を愛でることから始めていただきたいですね。

五代に渡って守られる家訓

 「SEIKOU−EN(清香園)」は五代に渡って盆栽を扱っております。そして、その家訓の一つに「美との調和」というものがあります。日頃から「盆栽も、盆栽をつくる過程も、諸事万般、美と調和していなければならない」という四代目である父の叱咤が、私を鍛えているのです。また、当店では、いわゆる「江戸前」を継承しております。それは、下町に創業した当時から伸びやかな枝ぶりと、細幹の味わいを重視するという、当時から続く作風です。私達が盆栽の手本とする自然樹の姿は千差万別。山野にある木々を手本とし、伸びを重視する「江戸前」の作風を一子相伝の感性としています。

 なお、我が家には「手前(自分)の飯よりも、盆栽の水が先」「庭の水がめは常に満杯にしておけ」という家訓もあります。何よりも、盆栽の命である水を確保しておくことが大前提なのです。そこで当店では、自家水道で水をくみ上げ、水やり用の水として使用しているのです。

盆栽を通じたこだわり

 盆栽の盆とは「鉢」・栽とは「樹」の意味です。ですから、盆栽とは、盆と栽の持つ「美」が調和しなければなりません。このことを我々は重要視しております。

 樹の持つ骨格、鉢の持つ力。これが調和して、総合的に美しいと感じるのですから、鉢そのものに対しても、勉強が必要です。そこで我々の彩花流の盆栽は、オリジナルで鉢のデザインを起こすことから始まります。この感性は鍛錬が必要だと思います。そして、ここにこだわりを持つということは、また一つ果て無き追求の道がある、ということでもあると思います。

 また、盆栽において「自然が手本」ということを忘れてはいけません。これは、盆栽の形を作る場合の基本です。ただ、技術的な面のみでこれを表現しようとしてもどこかに限界があるはずだと我々は考えています。水も環境も肥料も、自然界に存在するものを重視する。ここにこだわりを持ち続けたいのです。

 たとえば、冬場の盆栽の管理には今でも半地下のムロを利用しています。地面から出る水蒸気、外の冷気とのわずかな差だけで、関東では充分冬を越せるからです。ムロの中に棚を設置し、冬はこの棚にびっしりと盆栽が並びます。過保護では樹が締まりません。温度や湿度、日照の変化を敏感に樹が感じることで、自然界の木々と同じタイミングで季節を知ることができるのです。

 また、自然が手本の精神からも、盆栽の形に限らず肥料にもこだわりを持ち、動植物が原材料の「有機肥料」のみを使用しています。しかし、肥料もやりすぎては樹の生理が崩れてしまします。だからこそ、自然界のサイクルを手本に、愚直な挑戦を続けております。

インターネットへの進出

 「盆栽=おじさんの趣味という考え方はもう古いのよ!」ということを常に考え、インターネットでの販売にも取り組んでおります。

 しかし、職人の性格上、インターネットというものとは対極にあるものだという思いがあり、始めるまでに時間と大変な決意が必要でした。けれども、2000年頃からミニ盆栽の小さなブームがあったので、お問い合わせの数件が増加してきたことにより、インターネットの販売を決意するに至りました。当初はインターネットに通じているスタッフが少なかったこともあり、まるで盆栽のように、ゆっくりと着実に成長してきたように思います。現在では、インターネットの担当スタッフも増えたので、商品と共に職人の生の声をお客様にお届けできるようになりました。

 そして、当店の商品の人気は、やはり「職人が作っている」という信頼感にあるのではないでしょうか。ネットで販売しているにもかかわらず、たくさんの手紙やFAXにメールをいただいております。その内容は職人さんに対するものが大半なのです。

ゆとりを楽しむ盆栽ライフ

 男性と女性との間でお買い求めになる商品は若干ですが開きがあります。男性の方の多くは、既に形になっているもの、数万円する良質な素材を購買いただいております。盆栽の王道として人気の松柏類がおすすめ商品ですね。

 女性の方は、お花がつくものや実がなるものから盆栽を始められる方が大半です。季節をより新鮮に感じられる花・実もので、育てる楽しみを味わってください。

 盆栽は、ここに居ながらにして遠い山河の景色を彷彿とさせるイマジネーションの遊びです。盆栽を楽しみ方の一つに、盆栽を通して深くご自身の内面へ入り込むということもあると思います。

 盆栽の良さは始めてみないと分かりにくいものです。なので、一度お手軽なものから盆栽を始めになられてはいかがでしょうか。スピードばかりが重視される現代社会において、盆栽の手入れをする時間は、ゆとりを楽しむスローライフに繋がることを私が保証します。

 文 フリーライター 吉岡美那子

(04/19)

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