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工場とはいえ、手間暇を惜しまず、じっくりと丁寧に食品を作り上げる |
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実際に試食を重ねることで、消費者が満足できるものを追求している |
レトルト食品の魅力
「レトルト食品」と聞くと、「チープ」「味気ない」「美味しくない」なんていう、マイナスイメージがあるかもしれません。しかし、当店の商品はそんな先入観を覆します。「本当にこれがレトルトなの!?」と驚くほどのボリュームと味を実現しております。業務用として、レストランやホテルで使用されている商材なので、一般に流通している大手メーカーさんのような知名度はありませんが、味には自信あり。過去にもレトルト食品の品評会で最高クラスの「農林水産大臣賞」を始めとする数々の受賞履歴を誇る、自慢のアイテムが勢ぞろいです。
ちなみに当店を運営しているのは、チタカ・インターナショナル・フーズ(株)です。この名をご存知無くても、「なめらかプリン」で御馴染みのパステルは聞かれたことがある方が多いのではないでしょうか。実は、チタカの本業は、ファーストフードからレストラン、ビアガーデンまで幅広く手がける飲食店経営。その傍らで、現場のノウハウを生かした業務用のレトルト食品を製造販売も行っているのです。レトルト食品の開発担当者も、以前はレストランの厨房の第一線で腕をふるっていた料理人。だから、美味しさにこだわって、本格派の味を追求しているのです。しかも、商品はHACCPを取得した工場で、レストランの厨房の仕込み方そのままに、安全かつ衛生的に作られています。
そして、最後の一手間をかけていただくだけで、ご自分だけのオリジナルの味も出来上がります。「美味しさ」に「気軽さ」「手軽さ」と「安心」、そして「楽しさ」をプラスしたのが、当店の商品なのです。
「食」を取り巻く“楽しさ”の演出
レトルトは、美味しいとはいっても所詮レトルトという印象。加えて、最近では「食育基本法」なるものが制定され、なんだかレトルトは手抜きで、手抜きの食事は罪悪と考えがちな風潮になってきてしまいました。
実は私自身も、この仕事に携わる前は「レトルト食品なんて使わなくても、カレーは家で作ればいいじゃない」なんて思っていたのです。ところが、「たかがレトルト」と侮って自社のカレーを食べてみたら、なんとも美味しいではありませんか! 他に試食をしたシチューやボルシチも、とてもレトルトとは思えない味。聞くところによると、カレーやシチューなどの煮込み料理は、大鍋で大量に作った方が美味しいのだとか。
そして、大手メーカーさんが「そんな手間のかかること、生産性が下がってうちでは出来ません」と拒否するような丁寧な製法を、かたくなに守っているのです。手間がかかる前処理が必要なものもあります。中には、前準備の段階で1週間も2週間もかかってしまうものまでもあるのです。そのため、時には「思いのほかたくさん売れてしまって、在庫が無いから早く作ってください!」「事前準備が必要なのに、そんなすぐには無理です!」という、製造工場との殺伐としたやり取りを繰り広げてしまうこともあります。
温めるだけの手抜きと言われるレトルト食品ですが、これを作っているのは食品工場で働く沢山の人々。決して、オートメーション化された工場で無機的に作っているのではありません。私達は前仕込みに手間のかかる物や、長時間の煮込みが必要な「スローフード」をお客様に代わり調理し、「クイックフード」として提供しているのです。
自信作のカレー
沢山のヒット商品がありますが、「きのこたっぷりカレー」は、大粒丹波しめじの他、エリンギ、たけのこを具に使用した、人気の一品です。試行錯誤の末、加熱しても食感が損なわれず、歯ごたえを楽しめる食材を選びました。この大粒丹波しめじの大きさには開けてビックリするはずです。具の素材を際立たせる、あっさりとした中辛カレーソースで煮込んでいます。
また、「黒いカレー」は、飴色になるまでじっくりじっくり炒めた玉葱を使用。本当に真っ黒なのですが、光にカレーソースをかざすとほんのり飴色です。口に入れると、マイルドでほんのり甘味を感じるカレーソース、しかし食べ進むうちにじんわりと辛味が感じられます。見た目も味も奥行きのある、弊社開発担当者の会心の作です。是非お試し下さい。
心を繋ぐ架け橋
ネット上では、味や匂い、シズル感は言葉だけではなかなかお伝えできません。だから、最初は「どうやってこの商品のよさを伝えたら良いのだろう」と悩みました。ですが、ご利用いただいたお客様から色々なお声をいただくうちに、当店はお客様に育てていただいているのだな…と、しみじみと感じるようになったのです。沢山のお声をうかがうたび、当店の商品が、思いもかけないシーンで、お客様の生活の中で少しでもお役に立てているということ、人と人との心をつなぐ架け橋となっていることを知り、とても嬉しく思います。これからもお役に立てることと同時に、より楽しく、気持ち良くお買い物をしていただけるように、努力いたします。
美味しいものを食べると、それだけで幸せになれます。1日にたった3回しかない食事だから、ご自分のライフスタイルに合わせて、1回1回の「食」を大切に、そして楽しんで下さい。
文 フリーライター 吉岡美那子
(08/02)