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プリンに使用している坊ちゃんかぼちゃの栽培風景。まるで緑のトンネルのようだ |
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ハロウィン用の特製容器に入ったかぼちゃのムース。全種類揃えたくなりそう!? |
かぼちゃを丸ごと使ったプリン
「かぼちゃを丸ごと使ったプリンを作りたい!」と我ながら突拍子もないことを思いついたのは、26年前。振り返ってみても、よくこんな不思議なプリンを造り出せたものだと思います。
かぼちゃを食べることが大好き人間の私ですが、好きが高じて本業になってしまいました。今では日課として、毎日必ずかぼちゃを食べます。これは、仕事とはいえ、好きじゃないとできないことでしょう。しかも、毎日かぼちゃを食べているおかげなのか、体はとても健康です(笑)。
このかぼちゃを丸ごと使ったプリンには、2種類あります。えびすかぼちゃを使った大きめなものと、坊ちゃんかぼちゃを使った小玉のもの。どちらもオススメですが、坊ちゃんかぼちゃを使ったプリンは特に思い入れがあります。
北海道の帯広から約1時間。私の第二のふるさとである鹿追町があります。この町こそが、当店自慢のプリンが誕生した土地なのです。ここで取れる坊っちゃんかぼちゃのみを使用し、牛乳・卵・生クリームも北海道産を選んでいます。
この坊っちゃんかぼちゃは、通常の西洋かぼちゃに比較し、βカロチンが2倍、ビタミンAも2倍、糖度2.5倍と小さくてもとても栄養があり、甘みのある新種のミニかぼちゃです。また、採れたてをすぐ加工することで、自然の美味を最大限に引き出した優しい味を目指しています。このプリンは、皮ごと食べられるので、プリンの滑らかな食感と共に、かぼちゃの素朴な甘さが楽しめます。あっさりとした甘さなので、いくらでも食べられるとご好評をいただいています。ぜひとも、ご家族でかぼちゃの美味しさを堪能してください。
材料に対するこだわり
当店のケーキは、現在、国産小麦のみを使用しています。実は、最初から使用していたのではありません。15年ぐらい前にあることに気が付いたことから国産小麦に変更をいたしました。それは、「小麦粉の袋の中で虫が死んでいたり、ケーキを作っている職人さん達の手がとても荒れるような小麦が、果たして安全であるのか?」ということです。
そこで、「虫が寄ってくるような安全な材料」を使おうと決心しました。虫が寄ってくるような防虫剤の入っていない素材は、管理が大変かもしれません。しかし、食品としての安全面を考えたら、絶対に選ぶべきだと思うのです。それからは、色々な食品の勉強をしました。卵、小麦粉、油、など、お菓子作りに必要な全ての素材を吟味する日々でした。回り道だったかも知れませんが、私が作っているお菓子を、今では自信を持ってお客様にお勧めすることができるようになりました。
けれども、国産素材ならではの悩みもあります。例えば、シュークリームの皮はパリッと焼き上げたいのですが、グルテンを多く含む国産小麦では、なかなかそれが出せません。薄力粉でも強力粉に近い薄力粉を使っての製品化には、苦労しました。今でも、チョット柔らかめなのは、そのためです。
なお、当店のケーキにはできるだけ化学合成添加物を使わないようにしています。それでもまだ、100%ではありません。原材料などの大切な情報は、できるだけ詳しく皆様にお知らせする様にこれからも心がけていきます。不明な点がございましたらどんどんご質問ください。
ネット上のアナログな心のふれあい
私は、パソコン音痴の57歳です。楽天への参入時にも、とても苦労しました。やっと慣れてきて分かってきたことは、ネットショップとはいってもアナログな心のふれあいが必要不可欠だということです。
当店では、毎週日曜に必ずメルマガを出して、世代を超えたお客様との楽しい交流をしています。時には、ネタ切れで困ることもあります。しかし、無理をせずに、団塊世代オヤジの主張に徹するようにしたらとても楽になりました。顔が見えないネット上とはいえ、自分らしさ、商品に対する誠意が文章に込められていなければ、良い印象は得られないはずです。誠意ある対応と情熱が、離れた所にいらっしゃるお客様と私を結びつけるのではないでしょうか。これからも、商品開発に情熱を傾ける一方で、パソコンの勉強も続けて、より一層の知識を増やしていきたいですね。
文 フリーライター 吉岡美那子
(09/13)