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楽天こだわり店長に聞く

遊び心のある限定地ビールの店

いわて平庭高原ビール/蒲野千尋さん

2007年05月30日

 年間生産数量60klと、小規模ながらもこだわりのある地ビールを造る店。エール系を得意とし、一升瓶ビールやくじ付きビールなど、ユーモアのある商品作りを目指しているのだとか。企画から醸造までを一手に引き受ける敏腕店長の、今最もオススメの商品とは!?

写真蒲野千尋さん
写真平庭高原ビール330ml 3本セット/定番のフェザーライトエール、ペールエール、アンバーエールのセット。
写真店長自らが仕込みも行う。自分一人で責任が持てる量しか造らないとか。

年間生産数量60klのビール

 平庭高原ビールは「やさしさがあること」「ユーモアがあること」「シンプルであること」を信念に、製造から販売までを手掛けております。

 3階建ての工場で、重力を利用してビールをタンク間移動させる昔ながらの製法で、ホップ生産量日本一の岩手県に恥じぬよう、品質の良い県北産のものを使用し、ビールが苦手な方にも楽しんでいただけるような味作りをしています。

 実際に私がビールを作っているので、一人で責任を持てる数量のみ製造販売しています。大体、年間生産数量60klほどです。これが、自分一人で責任が持てる限界量なのです。

店長のオススメ

 当店の得意なスタイルはペールエール系。定番ビールの3種類は炭酸の量が少なめで、喉越しの良いビールです。女性に人気のビールは「フェザーライトエール」ですね。2種類のアロマホップをブレンドした、シトラス系の香りが特徴で、白樺の森をかける風をイメージさせる軽やかなビールです。アルコール度数は約4%と、一番軽い仕上がりです。

 ビール好きには「コレペールエール」がピッタリ。ホップの華やかな香りと苦味が程よく調和しています。ベースをできるだけ苦いコクのあるエキスにして、炭酸でさっぱり仕上げたビールです。

 お料理と一緒に楽しむならば、「アンバーエール」がオススメです。芳醇な香味とまろやかな飲み口をもつビールで、発酵終了時に糖分を多めに残すことにより、甘みと苦味のバランスを楽しめます。

 さらに、より深みあるコクの強いビールタイプがお好きな方は、年数回限定で醸造したものをお試しいただきたいと思います。こちらは、できあがる頃にメルマガでお知らせいたします。

 また、プラスアルファとしてユーモアのあるビールを目指しています。「当り」や「はずれ」が付いたビールや、おじいちゃん、おばあちゃん専用のビールというのも過去に限定で作りました。これからも、他にはないオリジナルビールをどんどん発信していきます。

もっとビールを選ぶ楽しみを!

 ビール製造の中で、レシピ作りは一番苦労するところです。ベースはビールスタイルに沿ったものですが、そこへ自分のイメージを組み合わせて、味を想像し、材料の計算をします。味覚は人によって違い、また雰囲気や環境でも変化するので、この予想が腕の見せ所でもあります。お客様の判断基準も様々ですから、より魅力的な商品を作るため、日々勉強しております。

 最後に、お客様には、ビールの手軽さよりももっと選ぶ楽しみを知っていただきたいですね。当店では、通常販売の3種類の他にも季節限定や、数量限定のビールがありますので、気分に合わせてお楽しみいただけると思います。大人にはビールが必要な時があります。そんなときビールの里、岩手県を思い出してください。

文 フリーライター 吉岡美那子

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