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暑い夏の夜にお気に入りのお酒をロックで楽しむ…。そんな優雅なひとときに色を添えてくれるのが、こだわりのグラスだ。今回は世界の逸品として名高いカガミクリスタル製グラスを専門に扱うネットショップ「BlueBeeNote」の深澤郁子さんにおすすめグラスをうかがった。
当店はカガミクリスタルの製品を扱う専門店です。カガミクリスタルは創業から80年目を迎えるクリスタルガラスの老舗メーカーで、皇室御用達のロイヤルブランドであるだけでなく、世界各国の日本大使館・領事館や首相官邸などでも使われている日本を代表するグラスメーカーです。
クリスタルガラスは水晶のように透明なガラスです。精選された高純度の原料と洗練されたデザイン、熟達した技術とによってつくり出され、高い透明度と美しい輝き、澄んだ音色が特徴です。ちなみに市販されている安価なカットグラスは、ソーダ石灰ガラスなどで作られており、クリスタルガラスとは素材が違います。さらにカガミクリスタルの製品は美しい色を生み出す「色被せ(いろきせ)」という技法や、型吹成形・宙吹成形といった成形技術、さらにカット加工技術がすばらしく、世界でも定評があります。
当店でお取り扱いする約60種類のロックグラスの中でも、圧倒的な人気を誇るのがオンザロックを楽しむ「至高のロックグラス」です。楽天市場の人気ランキング上位常連でもあり、イニシャルを彫ってマイグラスとして使われる方が多いです。大胆に切れ込んだ独特の校倉(あぜくら)カットやシンプルなフォルム、定番のデザインは、色あせることがありません。ちなみにこのグラスは私が社会人になって最初の転勤のときに餞別(せんべつ)でいただいたもので、以来、私にとって晩酌に欠かせないアイテムとなってしまい、現在でも当時と同じ輝きを放っています。また、同じ校倉(あぜくら)カットデザインで、ショットグラスやタンブラー、冷酒グラスもあるので、「少しずつ買いそろえている」というお客さまもいらっしゃいます。
焼酎を楽しむ方には、篠崎英明作・焼酎ロックグラスがいいでしょう。このグラスは切子の美しさを求める作家、江戸切子伝統工芸士の篠崎英明の作品で、全面に彫られた模様が美しく、グラスをのぞき込むと底にも模様が現れます。淡い黒の色被せをほどこしていますが、製造している段階では、色合いや透明度が分からない真っ黒の状態なんです。ガラスとして固まってはじめて色合いや透明度がわかるので、実に職人泣かせといえます。経験を積んだ職人の勘、高度な技術があってこそ、世に出せる品となるのです。
グラスが変わると、お酒の味わいも変わります! ちょっと良いグラスで、お気に入りの銘酒を味わう…そんなくつろぎのひとときに、カガミクリスタルのグラスをご利用ください。
文 フリーライター 宝田薫
熟練職人がグラスにサンドブラストでイニシャルを刻印してくれるので、美しい仕上がりに。
大きめの氷とともに焼酎をゆったりと満たすことができる、シックなオトナグラス。
ひとつひとつのカットに職人技が刻まれる江戸切子ロックグラスのペア。245ccという使いやすい大きさだ。
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