現在位置:asahi.com >ショッピング>コラム>暮らしを楽しむ> 記事 R40秋葉原電脳日記 〜思い出の音楽デジタル化〜ライター 藤木俊明 2007年04月03日 ■古いけど大事なカセットの音、どうやって保存する?
昔から大事にしていたカセットやMD。この音楽たちを、パソコンでデジタル化して保存したり、iPodなどで聴けるようにしませんか? しかも、「いい音」「自分好みの音」に加工するスグレモノがあるのです。 実家に帰って段ボール箱をあけると、長い間聞いていないカセットテープがごっそり出てくるなんてことありませんか?わたしは、中学校時代からずっとバンドやっていました。そしていま中年になって、ふたたびかつて作っていた音楽をチェックしてみると、なかなか昔、カセットテープに残した自分たちの作品は捨てがたいものです。だいたいデモテープはカセットで録音して受け渡しをしていました。カセットの音って、実は好きなんですよ。デジタルと違って、少し大きめに、メーターが赤くなるぐらいに録音した音って、とくにロックぽいもの聞くときはいいですよね。 ところが、困るのがカセットの「劣化」。保存が悪いせいか、のびてしまったり、切れてしまったり。それはそうですよね。何十年経つのだから。 みなさんも、古いカセットテープどうしようって悩んだことありませんか? つまり、デジタルに録音して、デジタル携帯プレーヤーで楽しんだり、整理して保存したりしておけないかと考えるわけです。デジタルの音質云々という方もいるでしょうが、やはり整理することにかけてはパソコンに入れておきたいものです。いろんな方法がありますが、おすすめのパターンを紹介しましょう。 そんな時には、準備するものが4つあります。 (1)カセットデッキ、またはラジカセ(できたら赤白のステレオ出力があると可。ヘッドフォン出力でも何とかなります。) (2)カセットの音をデジタルに変換してパソコンに送るコンバーターと呼ばれるもの(『UA-4FX(ローランド社)』) (3)送られてきたデジタルの音を録音し、編集し、MP3などに変換するソフトウエア(『Sound It!5.0』) (4)カセットデッキまたはラジカセと(2)をつなぐケーブル(*1 赤白のステレオ出力があるものだと、ごく普通の両端が赤と白のピンジャック対応ケーブル。)(*2 ヘッドフォン端子しかない場合は、片方がヘッドフォン端子対応で片方が赤白のピンジャック対応のケーブル) とくにキモになるのは、(2)の『UA-4FX』と、(3)の『Sound It!5.0』ですね! 『UA-4FX』は、たとえばWindowsのパソコンであれば、USBでつなげば認識してくれますし、電源もいりません。ラジカセの出力からこれにつないでみてください。ヘッドフォンジャックがあるので音を聞いてみると、入力された音が聞こえます。ここでこのスグレモノの点は、「ノイズをとる」「音をシャープに」などのつまみがあるので、古いカセットの音を、好みにアップグレードできるのです。わたしの好みは「真空管アンプシミュレーター」という機能で、これをかけると、音がまろやか、アナログの良さが引き立ちます。 パソコンに『Sound It!5.0』をインストールすると『UA-4FX』を介して、取り込んだ音が録音できる状態になります。写真のように音の大きさが目でも分かります。カット&ペーストも自在なので、多少頭が空いたり、最後が長くなったりしても、あとで切ることもできます。これで一曲録音したらそのままWAVと呼ばれる標準形式で録音したり、MP3に変換したりしてファイルとして保存できるのです。『Sound It!5.0』の優れた点はiPodとの連携がスムーズで、Podcastなどはじめたい人にもいろんな機能がついている点です。 さあ、段ボール箱に眠る、昔の曲を探すとしましょう。 (注)文中でのパソコン操作については、WindowsXPで行っております。 プロフィール
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