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暮らしを楽しむ

R40秋葉原電脳日記 〜今さらiPodが欲しくなった人へ〜

ライター 藤木俊明

2007年05月29日

 わたしの周りのR40世代でも人気のiPod…。と思いきや、手を出さない層も確かにいます。われわれの世代は、元々テープとかレコードとか「回るもの」で音楽を聴いてきました。「回らないもの」で音楽を聴くことに、ちょっとなじめないという友だちが少なくないです。でも、ほんとは音楽大好きで、今さらと言われようとiPodが欲しくなった人のために、ちょっとだけわたしのiPod生活をお話しさせてください。

写真藤木俊明さん
写真ボクが愛用しているiPod shuffle。戸外で音楽聴くのは気持ちいいですね。
写真iTunesで、自分の好みのプログラム制作中!

通勤や散歩はshuffleでも十分

 まずふつう迷うのが、容量が大きく、画像やビデオも楽しめる『iPod』と、価格が安く、しかも小さく軽い『iPod shuffle』の2種類があること。わたしは両方持っていて使い分けています。実際にはその中間ぐらいに位置する『iPod nano』がありますが、容量と本体サイズが小さいだけで前者のiPodとほぼ機能は同じだと思ってください。shuffleでは「いま、何が演奏されているか」が見えません。しかし、それは意外と気にならないです。通勤電車などで楽しむにはshuffleで十分です。よく聴くものは限られてきます。混んだ電車の中では、小さなshuffleはやはり魅力。ちょっと散歩というときにも、本体自体がクリップなので、シャツにとめて出かけられ、電池の持ちもiPodより長いです。心配なのは、小さすぎて失くしそうになることだけでしょう。

ドライブで活きるiPodやnano

 とすると、わざわざ普通のiPodを買わなくても? と思われそうですが、わたしの場合は活用シーンが大きく2つあります。

 ひとつは「ドライブ」の時です。ドライブの時ほどシーンや同乗者によって音楽を使い分けたいときはありませんよね。そんな時、今何が演奏されているか把握しづらいshuffleは不向きです。『iTunes』という音楽管理ソフトで、シーンごとに「浜辺ドライブ用」とか「中央高速用」とかプログラムを組むことができますが(プレイリストといいます)、それはshuffleでは反映されません。せっかくのデートなのに、うっかり変な曲流れちゃったらたいへんですよね。

 車で聞くのはカンタンで、FMラジオがついていれば、トランスミッターというものを使ってiPodの音を受信できます。テープの入り口にアダプターを使ってもいいですね。複数のメーカーのものを試しましたが、わたしの車にはオーディオテクニカ社の製品の相性が良いようです。CDなどのメディアを入れかえる手間や、なくしたり痛めたりすることもなくなります。これからはiPod対応のカーオーディオも増えるでしょうから楽しみです。

ポッドキャストで楽しむ

 もうひとつの活用シーンは「ポッドキャスト」。普通の『iPod』が活躍します。これはいわば「音のブログ」。インターネットラジオのようなものだと思ってください。ネットではさまざまなポッドキャスト対応の番組が流れています。友だちも、わたし自身も、番組をつくって発信しています。iPodをパソコンにつないでおくと、登録しておいた番組が更新されたら自動的に転送してくれるのです。番組には音楽だけでなく、語学や講演などの番組も多く、勉強のためにポッドキャスト登録して聞いたりしている人も多いようです。そうした自己投資のためなら、少し高いiPodを買っても元が取れるかもしれませんね。今後はビデオキャストといって、「映像のブログ」が盛んになるかもしれませんので、そこでも活躍しそうですね。


プロフィール

藤木俊明
金沢生まれ。リクルート、ぴあを経て独立。コンテンツ企画会社を経営。自らライティングも行い、企画に関する著書や講演多数。しかし40歳を超えて、音楽生活をしたくなり、秋葉原は神田明神下に書斎兼スタジオを設けて、日々「エレクトリックな風」を感じられる環境を設定する。音楽制作についてのPodcastもスタートさせた。玄関を出たらそこが電気街という物欲促進エリアにうれしい悲鳴。なお、近所にはメイド喫茶も多数

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