現在位置:asahi.com >ショッピング>コラム>暮らしを楽しむ> 記事 東京アウトドアマン 〜自転車散策で楽しむ、東京の街〜ライター 三井直之 2007年10月09日 都心の真ん中に引っ越してきて約2年が経ちますが、最近、休日の午前中にちょっと自転車で「東京散策」をしています。今まで知らなかったのですが、自宅の近所には史跡・旧跡、坂道がたくさんあって、東京を散策するにはテーマが豊富な街なんです。これが意外と奥深く面白いんですよね。自転車から見る景色は、また違って見えるものです。
自転車だから気付く、東京の坂道
さて、秋晴れの休日。デジカメと水、タオル、財布を小さなショルダーバックに入れて、いざ出発。今日は、飯田橋・市ヶ谷・御茶ノ水のお堀周辺散策コースです。 まずは、自宅から飯田橋まで走り、外堀通りを市ヶ谷方面へ。市ヶ谷に向かう途中、いつもは何気なく乗っている総武線を眺めながら、ちょっと休憩。ここはサクラの時期に有名な場所ですが、ジョギングや散歩コースとしても人が多いところです。ひと息ついて市ヶ谷駅まで走ると、左側には駅のホームから見える釣り堀が。古くからあるこの釣り堀、見たことがある方も多いでしょうね? 今日も家族連れやカップル、オジサンたちでにぎわっていました。わたしも何年か前に釣ったことがありますが、今でも憩いの場として人気があるんですねえ。 橋を渡り、サクラの名所・外濠公園脇を進み、富士見坂を登ります。東京には「富士見坂」という名前の坂が多いのだそうですね。千代田区だけでも3ヶ所はあるとか。昔は、高層ビルなどが無かったので、どこからでも富士山が見えたんですね。しかし東京の街って、そもそも「坂道」が多い。実際、自転車で移動してみると本当にその多さに気付きます。だから、2〜3時間こいでいるだけで足が張ってきて、運動不足の私にはいい運動になります。 富士見坂から靖国神社の裏を抜けて、靖国通りに出ます。三省堂手前を左に入ったこの小さな坂も富士見坂と言います。わたしが学生時代に通っていた道ですが、今になって名前を知りました。
自分だけの散策コースで、東京アルバム
大人になって久しぶりに乗り始めた自転車。私にとっては、けっこうパワーを使ったあとのランチはこれです。神田駿河台の「KUA’AINA」のハンバーガーセット。今日の楽しみのひとつです。新鮮野菜がたっぷりで、厚みのあるお肉はたまりません。大好きなハワイアンソングがかかる店内で、しばしひと休み。癒されます。 自転車散策もぐるっとひとまわり、自宅への帰り道に入ります。御茶ノ水駅方面に坂を上がり、最後に聖橋を眺めます。ここはわりと高い位置なんですよね。お堀の上には橋があり、そこを地下鉄が通過し、その上にも橋がある複雑なつくりです。
最近、自転車で街を走る人が増えていますが、さわやかに秋の気配を感じるこの季節は最高です。地名に歴史が絡んでいることを知ると、いっそう景色に興味がわいて楽しいと思いますよ。自転車がないよ、という方はレンタサイクルなんかもありますから、気軽に楽しんでみてください。自分だけの散歩コース、移りゆく街の風景を写真におさめて“東京アルバム”をつくってみるのもいいですね。 プロフィール
おすすめ商品 |