現在位置:asahi.com >ショッピング>コラム>暮らしを楽しむ> 記事 オーディオビジュアル・オヤジ探訪 〜あっぱれレトロ風オーディオライター 富田コージ丸 2008年01月22日 みなさんの家には、「レコードプレーヤー」や「ラジカセ」ってありますでしょうか? ひと昔前までは、たいていどの家にもあって、ガンガン活躍していましたよね。ボクもわが家をチェックしてみたところ、捨てられない性格も手伝って、なんとラジカセが3台もありました。そのうち一台は今も現役で、たまにFMを聞いたり昔のカセットを聞くのに重宝しています。でも、CDが台頭するようになってから、レコードを聞く機会がどんどん減り、レコードプレーヤーも壊れて廃棄。みなさんの中にも、昔のレコードを聴き直してみたいけど、そのためにレコードプレーヤーを買うのはおっくうだなと思っている方、多いんじゃないでしようか。
ところが最近、レコードプレーヤーとラジカセを合体させ、昔の雰囲気を漂わせながらも最新の機能を搭載した製品が静かな人気を集めている様子。ふむふむ、これはチェックするしかない! ってことで、今回はそうしたレトロオーディオが売れている理由を探ってみました。
見た目はレトロだけど、中身は最先端!
その昔、ボクが初めて買ったLPレコードは、「赤い鳥」というグループのベスト盤でした。もちろん今でも手元にあります。先日小学生の娘が、音楽の授業で「翼をください」を歌ったよ、と話しているのを聞くにつけ、うむ、ならば「赤い鳥」の正真正銘のオリジナルを聞かせてあげよう、と思うも悲しいかな、レコードプレーヤーがありません。そんな時に新聞で見つけたのが、レトロ風オーディオの記事でした。 かつてレコードの音をカセットに録音するには、レコードプレーヤーのRCA端子(赤と白のピン)をラジカセのAUX端子(外部入力)につなぎ、レコードに針を落としてタイミングを見計らい、エイヤッとラジカセの録音ボタンを押し込んでました。後でカセットを聞いてみると、アタマの部分が切れていたり、入力オーバーで音が割れてたり、なかなかうまくいかなくて、二度三度とやり直したことを覚えています。 でも、いま発売されているレトロ風オーディオでは、CD−Rをセットして録音ボタンを押しレコードをかけるだけで、自動的に全部調整してダビングしてくれるとか。昔の感覚をイメージしていたボクは、あまりのカンタンさにちょっとビックリ。アンプとスピーカーも付いているので、レコードをそのまま楽しんだり、カセットやCDを聞いたり、FMをチェックしたりもでき、まさに至れりつくせり。製品の雰囲気も60〜70年代を彷彿とさせるレトロモダンなデザインで、その時代に青春を謳歌した世代にはもうたまりません。 今は、MP3や音源ダウンロードなど、まさにデジタル全盛の時代。レコードの時代を過ごした人々にとっては隔世の感がありますが、だからこそデジタルの知識がなくても手軽に最新の機能で昔の音源が楽しめ、ノスタルジー感あふれるこうした製品に惹かれるのかもしれませんね。
いろんなタイプのレトロオーディオが続々登場
それでは実際にどんな製品があるのか、ボクが気になった機種をいくつかご紹介しましょう。 最初にご紹介するのは、TEACのターンテーブル付きCDレコーダー「GF−350」。ターンテーブルとCDプレーヤー/レコーダー、FM/AMチューナー、ステレオスピーカー内蔵のオールインワンモデルですが、この機種がスゴイのは78回転のSP盤レコードも再生可能なところ。これなら古いジャズのSP盤を探し出して楽しむ、なんてこともできますね。チューナーもノスタルジックなロータリーつまみで、なかなかの存在感。昔からわが家にあったような、落ち着きのあるモデルです。 CDではなく、昔のようにカセットでレコード録音をレトロな雰囲気で楽しみたい、という人には、DENONのダブルカセットステレオ「音聴箱」はいかがでしょうか。カセット部が2基搭載されているので、カセット間のダビングもOK。濃いめの木目が重厚感を演出し、インテリアとしてもサマになる一台ながら、この価格にはビックリ。ぜひ確かめてみてください。 アメリカの旧き良き時代を感じながら音楽を楽しみたい、という向きにはTEACの「SL−A200」を。60年代のアメリカの家にいるようなアンティーク調のデザインには脱帽。レコードをかけた時はオレンジに、CDを再生した時はブルーに光る遊び心にも、思わずニンマリさせられますよ。 他にも機能を絞り込んだものや、仕上げに凝ったものなどいろいろ発売されています。コレクションした思い出のレコードを、もう一度楽しむキッカケになりそうですね。 プロフィール
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