ライター 武田由紀子
武田由紀子さん
『天童木工』のダイニングチェア「AIR」は、片手でも軽々持ち上げられる。
ブルーノ・マットソンデザインの安楽椅子。ファブリックが全20色から選べる。
パントンクッション。ミッドセンチュリーの代表的なデザイナー・パントンのファブリックを使ったクッションです。大きめなので、椅子としても使えます。
3月は、新年度に向けての引っ越しのシーズンです。引っ越し業者のテレビCMも、いつのまにか増えてきていますね。新しい環境に新しい部屋、そして新しいインテリアで迎える新生活は、とにかく嬉しいもの。私も1月にちょうど引っ越しをしたので、その気持ちはまだ継続中で、どんなインテリアにしよう、どんな色にまとめようとワクワクします。
リラックスできる部屋に欠かせないものは、やっぱりソファ。座り心地が良くて、雰囲気の良いソファをずっと探していたのですが、サイズがちょっと大きかったり、高額すぎたりと、うまく見つけられませんでした。そこで、たどり着いたのは、チェア。チェアは色や形が豊富で、かつ価格も10万円以下のものが豊富にありました。さらに、ソファは大きいため置く場所が限られてしまいますが、チェアなら持ち運びが楽で、購入したあとも気軽に置く場所を変えられるというのも魅力。部屋の雰囲気をちょっと変えたい時も、部屋に1点置くだけで、雰囲気や奥行き感が変わって、とてもおもしろいのです。
いろいろ探した結果、気に入ったチェアに共通のキーワードがありました。それは「木」「やわらかな雰囲気」「シンプル」。最初は分からなかった欲しいもののイメージが、たくさん見ているうちに少しずつはっきりしてきたんですね。自分がしたい部屋のイメージをはっきりさせるためにも、数多くの商品を見ることはとても大切です。そして出会ったのが『天童木工』のチェアでした。ここの特徴は、特殊な圧力と熱をかけることで曲線的なラインに仕上げた「曲げ木」。大ヒットした柳宗理の「バタフライ・スツール」も実は、ここのアイテムです。
またチェアに使われているファブリックの色も、部屋に置くと意外に目立たなかったりするので、カラフルな色を選んでみてもおもしろいかもしれません。私はいつも地味な色を選んでしまいがちなのですが、1脚だけ赤のファブリックを使ったチェアを購入してみたら、部屋のアクセントになりとてもキレイでした。そうやって1脚ずつバラバラに購入してゆく楽しみがあるのも、チェアの醍醐味だと思います。
今の時代は、買うのはもちろん、捨てるのにもお金がかかる時代。チェアなら、まだ使えるものであれば古道具屋やアンティークショップで引き取ってもらえるので、無駄も少なく済みそうです。また愛着があって捨てるにはかわいそうな時も、アンティークショップに並ぶと思うと気持ちが和らぎますね。私もそういったお店をたまにのぞいたりもします。新品はもちろん、中古でも逆に味があって素敵だったりもしますしね。これからの新生活、お気に入りのチェアで魅せるインテリアというのも考えてみてはいかがでしょう。
水之江忠臣デザインのMIZU椅子。当初は、図書館の閲覧用椅子として作られたものだったとか。ファブリックは全12色。
ボーエ・モーエンセンデザインのチェア「J39」。手作業で巻かれる座面は、1日に14脚ほどしか巻けないのだとか。
ショップオリジナルのチーク材を使ったチェア。なめらかなフォルムとシーグラスの座面のバランスが良い感じ。
ここから広告です
広告終わり