ライター 富田コージ丸
富田コージ丸さん
ポケットに入るほど、軽くて小さいミニ三脚。脚が動くワイヤーに。ロアス DCA−016BK
ISO80〜3200まで7段階切替。スマイルシャッター搭載、1030万画素の最新モデル。ソニーサイバーショット DSC−T300
選べる5色バリエーションで新登場。人物の顔を見分けて、キレイに撮る顔優先機能もパワーアップ。キヤノン IXY DIGITAL 20IS
春といえば、真っ先に思い浮かぶのが「桜」ですよね。会社の仲間や友人同士で、お花見を計画している人も多いのではないでしょうか。なかでもボクは夜桜見物が好きで、灯りに照らし出された満開の桜をデジカメで撮影して楽しんでます。
でも、桜の木の下で談笑している仲間を撮影すると、フラッシュに照らされたところだけが白くなり、せっかくの夜桜は暗く沈んでしまいます。ボクのデジカメには顔認識機能があり、人物の表情はしっかり写っているんですが、なんとか背景の夜桜もキレイに写し込めないものでしょうか。そこで今回は友人のカメラマンにアドバイスしてもらった、コンパクトデジカメで人物と夜桜をキレイに撮るコツをご紹介しましょう。
コンパクトデジカメのストロボは光量が少ないので、近くの人物はキレイに写せますが背景までなかなか光が届きません。その光量の差が背景を暗く沈ませる原因ですから、光量の差を少なくすることができれば、背景の夜桜もキレイに写るはずですよね。そこで友人のカメラマンのアドバイス通りに撮影してみると・・・おぉ、ボクのコンパクトデジカメでも、かなりしっかりと背景が写せました!
手順はこうです。たいていのデジカメは、シャッターボタンを半押しするとオートでピントが合いますよね。そこでまず写したい近くの人物にピントを合わせます。次にピントを合わせたまま、つまりシャッターボタンを半押ししたまま、人物を左右どちらかにずらせて、背景を中心にもってきます。構図が決まったら、そのままシャッターを切ります。
この方法だと、ストロボの光がうまく拡散し、背景と人物とがバランスの良い明るさで収まります。ピントは人物に合っているので、笑顔もくっきり。もちろんカメラの種類によって光量は異なりますし、背景の明るさによっても写り方は変化しますので、いろいろ試してみてください。失敗しても何度でも撮り直せるのが、デジカメの良いところですからね。
もうひとつ教えてもらったのが、ストロボを使わず感度を高めて撮る方法です。高感度にするほど周囲が暗くても明るく写すことができますが、その反面、粒子が荒れてザラッとした画質になってきます。最近のコンパクトデジカメには、ISO3200という高感度なものも発売されてますが、ここではザラツキを抑えるため、ISO800くらいに設定します。そして大活躍するのが、ミニ三脚。一番上の写真のようにボクも愛用していますが、このミニ三脚を使い、ブレを防ぎ、ストロボを切ってタイマーで撮影するというやり方です。
ミニ三脚は持ち運びに便利ですし、通常では難しい斜め下から写せるので、夜桜とのツーショットにはもってこいですね。もちろんカメラの種類によって感度は異なり写り方も変化しますので、撮影を楽しみながらいろいろ試して、自分のカメラならではのベストな感度をみつけてください。
夜桜とツーショットを撮るやり方は、いかがでしたか。この方法は夜桜だけでなく、キャンプや旅行など様々な場面でも使えそうですね。コンパクトデジカメだとつい何でもオートモードで撮影してしまいがちですが、自分のカメラの特長を知り、ちょっと工夫するだけでワンランク上の写真が残せますから、ぜひトライしてみてください!

関西出身。広告代理店数社を渡り歩き、20余年の怒濤のサラリーマン生活を経て、2002年に独立。SPプランニングとグラフィックデザインを生業とする「K.T.Studio」を主宰するかたわら、ロリータ富田の名でギタリストとして時折ステージに立つ。
オーディオビジュアルの新製品に目がなく、つい最近は130インチの巨大スクリーンを自宅に設置し悦に入っている。宝物は「ベン・ハー」のDVDと二人の娘。好きな女優は若き日のオリビア・ハッセー。
全方向自在の雲台を装備した、小型で軽量ながら本格派のミニ三脚。
起動時間0.9秒の高速レスポンス。ISO3200、1243万画素のフラッグシップモデル。
なんと暗い背景を明るく写す暗部補正機能付き。広角25ミリレンズ、1010万画素のスグレもの。
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