ゆるゆる委員会 ebisu委員
部下に小言は黄昏時の純喫茶で言いましょう。はあー、コーヒーがおいしいです。うーん、小言を言おうと思っていたけど、もういいや。
ツッツキバコ。最近独り言が多くなったなと感じる中間管理職または単なる孤独なサラリーマンのおそばに置いて欲しい品。液晶の中をつっつけばつっつくほどリアクションが返ってきます。癒やされたい時に使ってみたいです。
カリタ ナイスカットミル。やはり珈琲豆は飲む前に挽いて香りを楽しみたいもの。業務用ミルを小型化したインテリアとしても欲しい品です。
最新・健康モーツァルト音楽療法 PART4 生活習慣病の予防。心を落ち着かせると言われるモーツァルト。音楽療法への活用で名高い和合治久教授が、監修・選曲・解説を担当して、現代人の病気を系統別に分けそれぞれに最適な選曲を行ったシリーズ。
踊る大捜査線に学ぶ組織論入門。映画『踊る大捜査線』から20の名台詞を取り上げ、独自の解釈によって、組織のダイナミズムやミッション、カタチ、そしてリーダーシップについて考察した書籍。
ゆるゆる会社生活を送っていても、ある程度の年齢ともなれば部下も出来ます。そして仕事の中では、小言を言わなくてはいけないときもあります。しかし小言を言う側も、ストレスがたまるものですね。
会議室に呼び出して話し出そうとすると、部下もさっそく勘付いて、心と体を固くして、すぐさまギスギスしてくるんですね。いつもはイイヤツなんですよ。でも、こうして無味乾燥な部屋で小言を言うと、後に尾を引きそうな雰囲気が充満してきます。これからも会社生活を一緒に過ごす大事な相手です。ギスギスを最低限にしたいと思うわたしは、出世していく人たちのグループには、やはり混ぜてはもらえないのかもしれませんね。そもそも、会議室なんかで小言を言うからギスギスするんです。おすすめポイントは「純喫茶」。
20年以上前にコンサルタントから聞いた話ですが、人の説得には3原則があるとか。まず、「黄昏(たそがれ)時」。あまり明るいと気が散ってダメだそうです。まあ、人生も黄昏時ですけど。
次に「単調なリズム」。淡々と話をすることが効果的だそうです。静かに流れるクラシックのBGMなんぞがあれば効果が増すでしょう。
最後は「スキンシップ」。あまり距離を取らず、圧迫感を感じさせない間合いが効果的だそうです。保険の外交の方が契約時にいつのまにかペンをさしだそうとする、あの間合いでしょうか?
この3つの条件を自然に備えているのが「純喫茶」ではないでしょうかね。シアトル系コーヒー店でもなく、陽光さしこむオープンカフェでもなく、昭和の滋味あふれる薄暗い純喫茶です。熱帯魚がいたり、メニューにピザトーストやミルクセーキがあったりします。
名画らしい額入り絵画を横目に席につきます。温かいおしぼりの袋を、音をたててあけ、顔も拭いて落ち着きましょう。クラシックが流れるアンニュイな店内、話す時に距離感を感じさせない小さなテーブル、まさに「説得環境」を100%満たした環境ではありませんか。
純喫茶の飲み物といえばコーヒーです。わたしの飲み方はちょっと砂糖をいれてかき混ぜ、ゆっくりミルクを入れ、かき混ぜずにコーヒーカップを揺らしつつ、そのままゆっくり口に入れます。コーヒーの苦みとミルクのまろやかな味が口の中でミックスされ、ひと口で二度楽しく、お得な飲み方が出来ます。ちょっと苦めのコーヒーを飲みつつ、小言のひとつを口にしても、どこか和みが発生してギスギス感を和らげてくれましょう。
わたしは昭和チックなお店をこよなく愛します。それらのお店をのぞいてみていただければ、部下にゆるゆる小言を述べているわたしがいるかもしれません。実は部下に小言を言われていたりして。

「コーナータイトルの「ゆるゆる会社生活」を実践するべく、ゆる〜く結成された謎のサラリーマンの集まり。立ち止まって先を見ると、もうそんなにゴールも遠くない。会社での位置も何となく決まってしまった。とはいえ、職場ではハイテンションで働くことを要請される。でも、あんまりハイテンションのままでいるのはつらい。「ゆるゆる会社生活」とは、ハイテンションな仕事環境の中で、ローテンションな楽しみを見つけることにより、細く長く会社生活を楽しもうというものであり、その落差こそが「ゆるゆる会社生活」のキモなのである。
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