現在位置:asahi.com >ショッピング>コラム>岸朝子「暮らしを楽しむお取り寄せ」> 記事 のどぐろ一夜干し/山陰海の幸 いそまる本舗【酒のさかな】 2006年12月11日 おだやかな瀬戸内海に面した山陽地方と、荒々しい日本海が広がる山陰地方。中国山地を境に、まったく違う顔を持つふたつの海にはさまれた中国地方は、近海に豊かな漁場や養殖に適した海域が多く、さまざまな魚介類が名産品としてあげられます。
たとえば、前回のコラムでもご紹介した山口県のふぐをはじめ、鳥取の松葉がに、岡山のさわらやままかり、広島の牡蠣……など。 島根県では、地元では「あご」と呼ばれるトビウオや、「のどぐろ」が冬の味覚として有名です。 のどぐろとは、スズキ科の白身の魚で、和名は「アカムツ」といいます。体は赤い色をしていますが、口内の奥が真っ黒なので、通称「のどぐろ」と呼ばれています。 脂がのったやわらかい肉質が特徴で、塩焼きにしても煮つけにしても美味。料亭でも使われる高級魚ですが、島根県の西部に位置する港町、浜田の沖でとれるのどぐろは、特に脂のりがよいと珍重されています。 その浜田産ののどぐろを新鮮なうちに開いて一夜干しにしたものと、とれたてを京都の西京味噌に漬け込んだものを今回はご紹介いたしましょう。開きにしてあると、どの部分が黒いのか、よくわかりますね。 大きくなればなるほど価格も上がるのどぐろですが、この一夜干しは1枚70g前後、西京漬けは1枚100g前後と比較的小さなサイズのため、手頃な値段になっています。 どちらも魚焼きグリルなどで、弱火でじっくり焼いて召しあがれ。焼いていると、ジュージューと脂がしたたり落ちていくのがわかるほど。ふっくらとした身は旨みもたっぷりで、酒のさかなにもいいですし、ごはんにもよくあいます。 一夜干しは1枚ずつ個別に包装されています。冷凍庫に保存し、食べたい分だけ取り出せばいいので、便利に使えますね。 お店紹介 |