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岸朝子「暮らしを楽しむお取り寄せ」

夏を感じるあわびの水貝

【酒のさかな】

2007年06月25日

 魚や野菜と同じように、貝にも旬があるのをご存じですか?

写真生で食べる刺身や水貝には「くろあわび」、蒸しあわびやあわびステーキ、踊り焼きにするなら「めがいあわび」がおすすめ。
写真甲州名産の「あわび煮貝」。生ではコリコリとした歯ごたえが楽しめるあわびだが、加熱すると驚くほど柔らかな食感になる。

 「Rのつかない月は食べるな」といわれる牡蠣についてはよく知られていますが、その他の貝については、あまり旬を意識せずに召しあがっている方も多いのではないでしょうか。

 春はあさりやはまぐり、あか貝、まて貝。夏はあわびにほや。牡蠣が秋〜冬においしくなり、冬場はとり貝、ばい貝、つぶ貝などが旬を迎えます。

 今回は、今が旬の夏の貝、高級食材としても名高い「あわび」の話をいたしましょう。

 殻がお皿のような形をしているあわびですが、れっきとした巻き貝の一種で、ミミガイ科に属します。世界には実に約百種類ものミミガイ科の貝が生息するといわれますが、そのうち、大型で食用とされているものをあわびと呼んでいます。

 日本で獲れるあわびは、くろあわび、まだかあわび、めがいあわび、えぞあわびの4種類。このうち、東北〜北海道で獲れる最も小型のえぞあわびだけは冬が旬。あとの3種類は、いずれも房総半島〜九州にかけて分布しており、夏が旬です。

 刺身など生食にむくのは、くろあわび。めがいあわびは、その昔、くろあわびの雌だと思われていたためこの名があります。まだかあわびは、大変貴重なあわびで、深いところに生息するため、漁獲量はほんのわずかしかありません。

 生のあわびの身をスライスしていただく刺身もいいですが、今の季節におすすめの食べ方は、「水貝」です。1〜2センチのさいの目切り(角切り)にしたあわびを、薄い塩水に氷を浮かべた器に盛りつけ、好みでわさびじょうゆや三杯酢をつけていただきます。ガラスの器に盛りつければ、見た目にも涼しげで、いかにも夏らしい一品です。

 活あわびのお取り寄せをすると、たいてい「あわびのさばき方」をていねいに説明したチラシをつけてくれますので、ぜひご家庭で「水貝」を楽しんでみてください。

 甲州の名産「あわび煮貝」は調理いらずでそのまま召しあがれます。もとは海のない山梨県で保存食のひとつとして始まった料理です。

お店紹介

活きあわび

伊勢海老のワールドシー ヤマカ

甲州 あわび煮貝

サンエイオンラインショップ

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