現在位置:asahi.com >ショッピング>コラム>岸朝子「暮らしを楽しむお取り寄せ」> 記事 夏が旬、北海道根室の花咲ガニ【酒のさかな】 2007年08月20日 お取り寄せで人気の海産物、カニの旬は秋から冬にかけてというイメージがあるかもしれませんが、それは、ズワイガニやタラバガニの話。 北海道は根室の特産「花咲ガニ」は、夏真っ盛りのこの時期に旬を迎えます。 全身がゴツゴツとした立派なトゲで覆われており、見た目はやや恐ろしげですが、ぷりぷりとした身には甘みも旨みもたっぷり。夏の花咲ガニは、「うぶな娘の味」などと表現する人もいます。 生きているときは茶褐色ですが、ゆでると見事に真っ赤になります。花咲ガニという名前の由来は、この真っ赤になる様子が花が咲くようだからとも、国産の花咲ガニが最も多く水揚げされる根室港が通称「花咲港」と呼ばれるからともいわれています。 以前、わたくしは会社にどっさり届いた活ガニを、近くのなじみのシェフがいる店に持ち込んでゆでてもらったことがあります。そのときは本当にたくさんのカニをいただき、半分はお店のスタッフみんなで食べてね、と差し上げたので、そんなワガママも聞いてもらえた味だったのでしょう。 新鮮なカニが届くのは嬉しいのですが、ゆでるのはひと苦労。そもそも、カニが丸ごと入るような大鍋がないというご家庭も最近は多いのではないでしょうか。 そこで、花咲ガニをお取り寄せするなら、活ガニをゆでて冷蔵便で直送してくれる店がよいでしょう。冷凍品の中には、身がスカスカになってしまっているものもありますのでご注意を。 活ガニをお取り寄せするのであれば、塩を加えた水に入れ、強火で15〜20分。落としぶたをしてカニが浮かないようにしてゆでます。 この時期、せっかくですから、内子、外子と呼ばれる卵をたっぷりと持ったメスの花咲ガニをお取り寄せするのがおすすめです。鮮度のいいものは、カニ味噌もおいしゅうございます。 お店紹介 |