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べっ甲の耳かき これは手放せない

生活品評論家 東海左由留

2010年1月28日

写真:べっ甲耳かき3150円〜 鼈甲磯貝(03・5628・1244  http://www5e.biglobe.ne.jp/〜bekko/)外山亮一撮影拡大べっ甲耳かき3150円〜 鼈甲磯貝(03・5628・1244  http://www5e.biglobe.ne.jp/〜bekko/)外山亮一撮影

 筆者にとって「手放せないものベスト3」に入るのが、べっ甲の耳かき。かれこれ10年以上使っている。

 べっ甲は人間の爪(つめ)と同じ、たんぱく質からできている。そのため、ほど良いしなりがあって何ともいえないかき心地。肌に触れる感覚もすこぶる柔らか。特に、これからの花粉症の季節は耳の中までかゆくなるので、肌を極力傷めない、べっ甲の耳かきは筆者の必需品なのだ。

 とはいえ、べっ甲の耳かきを作っているところは数少ない。べっ甲はタイマイと呼ばれる海亀の甲羅から採取されるが、絶滅危惧(きぐ)種のために、すでに輸入が禁止。在庫は限られているので、将来、天然べっ甲製品は消えゆく運命にある。プラスチック製の代替品もあるけれど、上品な艶(つや)や風合い、一つとして同じものはない斑の入り具合など、やはり天然べっ甲にはかなわない。そんな焦りもあって、良いべっ甲製品を見つけると、清水の舞台から飛び降りる気持ちで少しずつ集めている。

 今回紹介した耳かきを含めてかんざしや帯留めなど、貴重なべっ甲製品を購入できるのが、亀戸天神(東京都江東区)の鳥居の脇にある鼈甲(べっこう)磯貝。2009年度東京都優秀技能者(東京マイスター)知事賞を受賞した磯貝實さんと息子さん3人が、江戸から続く技術で一つひとつ丁寧に手作りしている。若手職人たちが日々、技を切磋琢磨(せっさたくま)する姿も好感が持てる。

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