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進化した急須 おいしく扱いやすい

生活品評論家 東海左由留

2010年6月17日

写真:茶和急須 2940円(左利き用もあり) 白山陶器東京ショールーム(03・5774・8850 www1.ocn.ne.jp/~hakusan/)外山亮一撮影拡大茶和急須 2940円(左利き用もあり) 白山陶器東京ショールーム(03・5774・8850 www1.ocn.ne.jp/~hakusan/)外山亮一撮影

 一家に一つはある急須。あの形に疑問を持つことはなかったけれど、白山陶器の急須・茶和(さわ)を使い始めて、これで淹(い)れたお茶のおいしさと、扱いやすさに感動してしまった。

 白山陶器は柔軟な発想と革新的なデザインで、G型しょうゆさし、平茶碗(ちゃわん)といった普段使いの食器を進化させてきた。本品のデザインは同社デザイナーの阪本やすき氏の手によるもの。

 ふたにあるつまみが、持ち手側ぎりぎりに寄せられているのは、ここに親指を置いて押さえるため。持ち手は長く、根元に人さし指がはまるくぼみがつけられていて、びっくりするほど握りやすい。片手で持ち、注ぎ口を茶碗に垂直に立てて、最後の1滴まで茶を振り絞るようにして淹れられる。お茶のうまみのエッセンスは、この1滴に凝縮されているから、抜群においしいお茶が淹れられるのだ。

 玉露や上煎茶(せんちゃ)など、上等のお茶をぬるめのお湯でじっくり抽出したとき、この急須は真価を発揮する。片手で淹れるというのは、使い勝手の良さだけでなく、お茶の味を最大限に生かす方法だと気づかされた。

 また、茶葉を漉(こ)す部分の穴の大きさと数が絶妙で、目詰まりなくお茶が注げる。ふたを縁にかけられるので、食卓の上で邪魔な感じがしない。広い開口部は茶葉が入れやすくて、ひっくり返せば、茶殻がすぽっと一気に捨てられる。扱いやすさも天下一品。

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