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< 第29回朝日アマ名人戦 全国大会3、4位決定戦 >
  先手 ▲鈴木貴幸(神奈川)     対   後手 △島達郎(東京)
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13〜24手

▲2五歩
△3三銀
▲4六歩
△4一玉
▲3六歩
△5二金
▲4七銀
△4四歩
▲3七桂
△4三金右
▲7八金
△3一角

△5四歩まで

棋譜

指了図・△3一角

棋譜

ベテランの復活

 今大会は、初出場が12人で昨年の14人から2人減った。一方でベテランが復活した。

 久しぶりの出場で目立ったのが、20年ぶり3回目の北海道・鎌田英典選手と15年ぶり2回目の東京・渡辺徳之選手。ほかにも13年ぶりの中国・田村幸一選手など懐かしい顔が見られた。

 2日目の準決勝と決勝は持ち時間が各60分、それを使い切ると1手1分の秒読みとなる。

 時間はたっぷりあるのに両選手の指し手は速かった。▲2五歩△後手3三銀と決めて▲4六歩としたのが、最近の矢倉戦ではあまり見かけない手だ。昔、はやった新旧対抗形の矢倉戦を思わせる。解説の屋敷伸之九段は「プロの対局では今は指されていませんね」。

 ここからが鈴木選手の十八番の形で、▲4七銀から▲3七桂と先制の布陣を急ぐ。しかし島選手も想定内だったようで目立った長考もない。

 後日、島選手は「彼とは道場などでよくこの戦型を指したから、多分こうなるだろうと予想してました」と話した。

 東京、神奈川と、住んでいる場所は少し離れているが、普段練習しているところは重なるから、非公式戦で顔が合うことが多い。

 実は島選手、この形になったら「一度試してみたい手があった」と打ち明けてくれた。 (玉虫) [次の譜へ]

2006年08月04日


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