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< 第29回朝日アマ名人戦 全国大会3、4位決定戦 >
  先手 ▲鈴木貴幸(神奈川)     対   後手 △島達郎(東京)
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25〜40手

▲5八金
△7四歩
▲6九玉
△7三桂
▲9六歩
△9四歩
▲5五歩
△同 歩
▲6六銀
△8五歩
▲4五歩
△8六歩
▲同 歩
△8七歩
▲同 金
△8六角

△3一角まで

棋譜

指了図・△8六角

棋譜

かねての思い

 鈴木選手が学生名人戦で優勝したのは5年前にさかのぼる。そのとき、決勝で優勝を争ったのが、今回準決勝で対戦した清水上徹選手だった。終盤、「必敗」と思われた局面を絶妙の一手で逆転したのが記者の記憶に残っている。

 「最近は仕事が忙しいので実戦を指していません。今年に入って指すのは2度目です。ネット対局はほどほどにやっています」と鈴木選手。

 ▲5八金に△7四歩となったが、ここが問題の個所となった。

 屋敷九段の解説は「△7四歩のところで△6四歩と指せば普通で、これだと本譜の▲6六銀からの攻めには△6三銀と対抗できるから、穏やかな展開になりますね」。

 以前、この戦型の先手側を持って指していた島選手は「△6四歩の順は知っていたが持久戦模様になるので避けた」という。「試したい手があった」のも一つの理由だ。

 ともに少考が目立ってきた。▲6六銀から▲4五歩は筋の攻め。△同歩なら▲5五銀で攻めに加速がつく。鈴木選手にとっては思惑通りの展開だ。しかし、島選手も切り返しを用意していた。

 それが△8六歩だ。▲同歩に△8七歩とたたいて金をつり上げ、△8六角と出た。鈴木選手はどうするか。 (玉虫) [次の譜へ]

2006年08月04日


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